鼠の気ままに馬ライフ

POGや一口馬主など、競馬にまつわる話をしていきます。

POG2023-24に向けて1世代上の重賞勝利馬の弟妹をリストアップしてみた。

さて、ご無沙汰しております。やよいです。

POGは2022-23シーズンのクラシックの真っ最中。

思っていた活躍とは違う馬もいますが、楽しんでいます。

 

さて、現在行っている仲間内のPOGはシーズンが年末までですが、6月からの23-24のシーズンも開催されることが決まっており、その他のPOGサイトにも昨年に続いて参加するつもりです。

というわけでPOGドラフト対策の時期となってまいりました。

 

 

因みに昨季も似たようなことをやっていました。 

 

 

nezuminopog.hatenablog.jp

 

 

nezuminopog.hatenablog.jp

 

 

 

今年も毎度の流れでやろうと思います。

 

なお今年もいつも通り青本を買っています。

 

 

 

 

 

 

※ピックアップについて

今回ピックアップするのは兄姉の勝ったクラスごとで皐月賞までの時系列順となっています。

もちろん勝った中で一番上のクラスで紹介をしたいと思いますので上から見ると分かりやすいかも…?

 

 

G1

  • ヤンキーローズの21 

姉は阪神JF桜花賞を制したリバティアイランド

上2頭は牝馬でしたが、初めての牡馬となります。

父はロードカナロアです。

上の姉2頭の実績を考えると牡馬ということでかなり期待が持てそう。

ダノックスの馬ということで注目度も上がりそうですし、おそらくそうなると鞍上も姉と同じでしょうか。

 

  • マルケッサの21 

兄はホープフルステークスの覇者でUAEダービー2着のドゥラエレーデとなります。

父はヤンキーローズと同じようにドゥラメンテからロードカナロアに代わっています。

まあアーモンドアイのおかげでロードカナロアの評価も上がっていたころですし、ドゥラメンテは4年目でしたからまあ続けてつけてないのはおかしくはないんですけどね。

2歳の春になってキャロットの追加募集で出てきたとのことで、少々気になるところはあります…。

 

  • スキアの21(フォティーゾ) 牡

兄は皐月賞京成杯勝ちのソールオリエンスで、その上には富士ステークスを勝ちドバイターフで2年連続馬券内に入り、先日引退が発表されたヴァンドギャルドがいる良血です。

上のきょうだいはすべて中央地方と違いこそあれど勝ち上がっており打率も高いですし、その中で2頭重賞馬がいるのは評価できます。

そして母父Motivatorモンジュー系の血を引くのはかなり注目していいでしょう。

かつ。こちらはキズナ産駒ということで、この組み合わせは一昨年のエリザベス女王杯2着のステラリアと同じでスタミナという面でも評価できそう。

馬場悪でもしっかり走ってくれる期待が持てる血統ではないでしょうか。

 

 

G2

  • ピンクガーベラの21(ユキノハナ) 

兄は京王杯2歳ステークスを制したオオバンブルマイという血統です。

兄はディスクリートキャットでしたがモーリスとなっています。

ということでなんとなく兄より距離は持ちそうな気もします。

名前もきれいですし、そこそこ人気になってもおかしくなさそうです。

 

  • クイーングラスの21(グローリーワン) 

弟はデイリー杯を勝ったオールパルフェで、リアルスティールからワールドエースに代わっています。

ディープ系種牡馬をつけることでサンデーの3×4クロスを発生させていくことを狙っているのでしょう。

兄と比べても地味な感じがする種牡馬ではありますが、サンデー以外のクロスがないことはかなり面白い存在な気がします。

 

  • エーシンエポナの21(エイシンソロモン) 

兄は東スポ杯を制したガストリック。その半弟となります。

元々エイシン血統の母ということもあって、エイシン冠の馬となっています。

というかガストリックが例外なだけで…。

父はジャスタウェイの兄からアルアインへ。ディープ系の種牡馬をつけていながらアウトブリードというのはかなり魅力的。

種牡馬ということで未知数ではあるものの、期待したくなる血統でしょう。

 

  • マツリバヤシの21(マツリボタン) 

兄は兵庫ジュニアグランプリを勝ったオマツリオトコとなります。

父はクリエイターⅡという血統です。

Tapit系の父なだけに、スピードを活かせる血統な雰囲気。

ダートで走っている馬が多い母系ですから、ダート3冠路線の候補として考えるにはいい存在かもしれません。

 

  • パルティトゥーラの21(スパルティート) 

弥生賞を買ったタスティエーラの妹となります。

父はブリックスアンドモルタルと代わりましたが、新種牡馬を連続でつけているあたり血統的につけやすい非キンカメ・非サンデー系種牡馬を狙ってるでしょうか。

その中でもブリックスアンドモルタルはかなり力を入れている印象があるだけに、血統的にも注目したいところです。

 

  • ザガールインザットソングの21(アールアンドビー) 

フィリーズレビュー勝利のシングザットソングを姉に持っています。

父はキズナということで、姉より距離は伸ばせるとは思いますがどうなるでしょうか。

若干小柄らしいことを考えると、中距離あたりで走るとかなりやってくれそうな気配もありますから、スルーはできない存在な気はします。

あと馬名がいい。

 

  • シルクヴィーナスの21(エコロライジン) 

半兄はニュージーランドトロフィーを制したエエヤン

父はシルバーステートからバゴに代わっています。

…あれ、バゴ?

きょうだいはサンデー系でスピードのありそうな父をつけていることが多いだけに意外な配合です。

血統的に牝馬のほうが有難がられる配合な気もしますが、クロノジェネシスは種付けの前年にダートで3連勝をしていたタガノファジョーロの存在もありそう。

 

 

 

G3

函館2歳ステークスを勝ったブトンドールが姉にいます。

父はビッグアーサーからモーリスに代わっており、きょうだいより距離は伸びてもおかしくなさそう。

既にゲート試験も合格しており、坂路で時計を出しているようで育成状況的には昨年のノッキングポイントのように早期デビューから翌春までのPOGでも十分楽しめる存在になるかもしれません。

 

  • キタノリツメイの21 

姉は桜花賞終了時点でリバティアイランドを除くと唯一の重賞2勝牝馬キタウイング

その半妹となります。

父はダノンバラードからグレーターロンドンへとなっています。

ミルファーム生産の馬だけに、確実になめてかかってはいけない血統でしょうから無視することは出来なさそう。

特に個人的にグレーターロンドン産駒は色々相性が悪いので…。

 

  • イシスの21 

札幌2歳ステークスを制したドゥーラの全妹となります。

グランデファームの配合理論は以前読んだのですが、一発長打を狙っており特に3年連続でドゥラメンテをつけた配合は明らかに確たる狙いを持ってのもの。

高打率を狙っているわけではないので大当たりするかは分からないのですが、母父キングヘイローは最近目立って活躍していることも大きなポイント。

きょうだいは中央・地方問わず複数勝利を重ねていることは間違いなく重要で、かなり注目すべきかもしれません。

 

  • ヴェルメンティーノの21(プレシュラージュ) 

姉はエーデルワイス賞を勝ったマルカラピッドとなります。

父はロゴタイプと代わり、クロスはサンデーの3×3と若干濃い印象。

姉はダートの短距離で結果を出しているだけに妹も芝ダートどうなるかわかりませんが短距離向きな気もします。

 

  • サンブルエミューズの21(アルセナール) 

姉はアルテミスステークスを勝ったラヴェルで、そのさらに一つ上に宇はチューリップ賞を勝ったナミュールがいる血統です。

昨年のこの記事で紹介したラヴェルでしたが、その中で一番結果を出した紹介馬でした。

それだけに父こそ代わってもかなり評価のできる馬と言えそう。

ちなみにハービンジャーキタサンブラックときてこの馬はエピファネイア産駒。

早期から走ってる姉たちを考えると確実にPOGで人気するでしょう。

ただ個人的にはキムテツ厩舎の牝馬はちょっと考えるポイントではありますが…。

 

  • インドリヤの21(グッドヴァイブス) 

姉はファンタジーステークスを制したリバーラ

その弟となるシュヴァルグラン産駒です。新種牡馬ですね。

キンシャサノセキキ産駒だった姉と違って中距離向きな血統ではあります。

かつきょうだいはどちらも勝ち上がっている3番子ですから、シュヴァルグランと輸入牝馬の組み合わせがハマるようであればかなり大物になりうる血統構成ではないでしょうか。

そして馬主は藤田氏…ってシュヴァルグラン産駒買ったのこれ完璧に狙ったやろ…!!

 

  • セレスタの21(モンテレオン) 

クイーン杯を制したハーパーの弟で、昨年のJBCレディスクラシックを勝った

ヴァレーデラルナが上にいます。

父はスワーヴリチャードで、上のきょうだい4頭中3頭がハーツクライ産駒ですから近い血統でしょうか。

父系に入るUnbridled's Songの血がアルゼンチン牝馬とかみ合えばかなり大物になりうる存在な気もします。

 

兄はファントムシーフ共同通信杯の勝ち馬となります。

弟はルーラーシップをつけられていますが、きょうだいは揃って上位クラスまで行っているだけにかなり優秀な母系と言えそう。

ファントムシーフのライバルたちもルーラーシップ産駒の有力候補が多かったこともあって、この世代も注目していい気がしますし、かなり期待できる存在でしょう。まあPOGで人気すると思いますが…。

 

  • タマモイヤリングの21(タマモジャケット) 

兄はファルコンステークス勝ちのタマモブラックタイとなります。

こちらは父がマクフィとなりました。

母系がブラックタイド×キンカメでさらにサクラユタカオーの血が入っていることから輸入種牡馬とつける方針なのはよくわかる血統ですが、マクフィとなるとよりいっそう読めません、

兄のように短距離志向な気はしますが…。

 

  • エバーシャルマンの21 

毎日杯を制したシーズンリッチの弟となります。

兄はドゥラメンテでしたがこちらはドレフォン。

ドレフォンは現役時代のイメージ以上に長い距離でも走ってくれる印象ですし、母父がハーツクライということもあって芝マイル以上で普通に走りそうな血統構成です。

母も上のきょうだいも2勝以上は挙げているだけにかなり安定感の高い血統でしょうから狙いを定めるのは十分ありでしょうか。

 

 

まとめ

去年と同じように全きょうだいが少ないのですが、それでも2年連続紹介したサンブルエミューズの子はPOGでも人気になる予感がします。

それ以外にも良血馬は多いですし、ぶっちゃけこの記事で紹介した馬だけ指名しても十分やれる可能性はありますから、いろいろ判断材料にしていきたいところです。