鼠の気ままに馬ライフ

POGや一口馬主など、競馬にまつわる話をしていきます。

POG2022-23に向けて1世代上の重賞勝利馬の弟妹をリストアップしてみた。

さて、ご無沙汰しております。やよいです。

POGは2021-22シーズンのクラシックの真っ最中。

シーズンとしてはイマイチ指名馬が思ったような活躍を見せていませんが、そういうやきもきしたところも醍醐味として楽しんでいます。

 

昨年アプリ配信となったウマ娘の存在で一気に競馬の興味を持つ人も増えた印象はありますし、昨年の競馬は色々詰まりすぎてました。

今年もそれに劣らぬレースを見たいところです。

 

さて、現在行っている仲間内のPOGはシーズンが年末までですが、6月からの22-23のシーズンも開催されることが決まっており、その他のPOGサイトにも昨年に続いて参加するつもり満々の中の人。

というわけでPOGドラフト対策の時期となってまいりました。

 

 

因みに昨季も似たようなことをやっていました。 

 

nezuminopog.hatenablog.jp

 

nezuminopog.hatenablog.jp

 

 

 

今年も毎度の流れでやろうと思います。

 

昨年紹介した馬は正直イマイチさすがの活躍!とまでいかないのですが、ある程度結果を出している馬もいましたし、まあここはきっちり把握しておいて損はないでしょう。

 

なお今年もいつも通り青本を買っています。

 

 

 

 

 

※ピックアップについて

今回ピックアップするのは兄姉の勝ったクラスごとで皐月賞までの時系列順となっています。

もちろん勝った中で一番上のクラスで紹介をしたいと思いますので上から見ると分かりやすいかも…?

 

 

G1

姉は阪神JFを制したサークルオブライフ

その半弟となります。

姉はエピファネイア産駒でしたが、弟はデクラレーションオブウォー産駒。

父は日本に輸入されてからの最初の世代となる欧州で活躍した馬です。

とはいえ、米国産でブリーダーズカップクラシックではムーチョマッチョマンにわずかに及ばない3着と、芝だけでなくダートでの適性も見せつけていますから、産駒も芝ダート兼用で想定できるかもしれません。

母は3勝ながらもその母父はディープインパクトにしがみついてきたアドマイヤジャパン

母の母父はタイキシャトルといった血統です。

姉に比べると芝かダートかは悩むのですが、そもそもクロスが濃いのが気になります。

果たしてどう出るでしょうか?

 

  • ダストアンドダイヤモンズの20(ダストテイル) 

兄はその馬主キーファーズと鞍上武豊騎手にそれぞれ栄冠を与えたドウデュースとなります。

妹は兄ハーツクライから変わってロードカナロア

母はアメリカの重賞馬というシアトルスルー系の馬で、兄とはクロスの傾向が違っています。

因みにきょうだいはすべて父が異なっていながらも全頭が勝ち上がっているのは軽視できないかなと思います。

きょうだいでは唯一個人馬主だったドウデュースとは違って二つ上の兄と同じシルクのクラブ馬。

育成状況は若干遅れているようですが、急ぎすぎても…と思いますし、ゆっくり見て行っていい気がします。

 

  • キラーグレイシスの20 

兄はホープフルステークスを制したキラーアビリティという血統。

兄は未勝利戦をレコード勝ちするなどの走りを見せていますが、弟はジャスタウェイ産駒となります。

兄が早くから走ることを考えると、こちらも早くから走る可能性は十分ありそうで、うまくハマれば兄に続く活躍も期待できるのかもしれません。

母はアメリカのG1勝ち馬ですから、牝系に力もありそうです。

ただ、ジャスタウェイ産駒はイマイチしっくりこないところもあるので、情報を見極めたいところです。

 

・マストバイアイテムの20 

兄は全日本2歳優駿を制したドライスタウト

その半弟となっています。

兄はシニスターミニスターでしたがこちらはドレフォン産駒。

とはいえ、きょうだいの戦績を見るとストームキャット系の種牡馬の子は複数の勝利数を残しており、相性は十分良さそうです。

現時点では状態はわかりませんが、もしかすると個人馬主かもしれません。

 

 

  • サザンスターズの20 

半姉は桜花賞を制覇したスターズオンアースとなります。

祖父はスタセリタという超名牝系で、おばにオークスソウルスターリングがいるという血統。

姉はドゥラメンテ産駒だったのですが、こちらはダイワメジャー産駒となります。

おばにあたるディープ産駒のシェーングランツはアルテミスステークスを勝っているためサンデー系とは相性は悪くなさそう。

とはいえ、ダイワメジャーなので若干違うとは思いますが…。

ドイツの名牝系ということもあって、珍しく5代内アウトブリード。

恐らくノーザンダンサーは4×6ぐらいのクロスはあるのかな?と言った感じですし、距離は案外持ってくれるかもしれません。

 

 

G2

兄はキングエルメス京王杯2歳ステークスを制したキングエルメスという血統です。

きょうだいとしては全兄のカイザーノヴァが2勝を挙げているほか、半姉パラスアテナは紫苑ステークス2着と世代内での重賞ながら活躍をしています。

カイザーノヴァの全弟…ということで、モーリス産駒となります。

カイザーノヴァはクローバー賞を勝った後は中々活躍できず、とうとう所属していた矢作厩舎から転厩しているのですが、こちらはその矢作厩舎へ入厩予定。

となると恐らく主戦は坂井騎手あたりになるのかなと思います。

ロードカナロア産駒である半兄もクローバー賞は2着でしたし、早めにデビューしたうえで北海道シリーズでも戦えるであろうところはPOGではやはり優秀です。

きょうだいは3世代続けて現時点で2勝ずつですからそろそろそれを打ち破ってくれる産駒が出てくれば面白いところでしょうか。

 

 

半兄は東スポ杯を勝って世代上位に躍り出たキタサンブラック産駒イクイノックス

弟はジャスタウェイ産駒となっています。

ちなみにこれまでのきょうだい3頭はすべて2勝以上を挙げているというハイアベレージ。

クラブでの募集がされていないため、情報は少ないのですが恐らくデビューできればかなり人気は集まりそうです。

…いやトニービンの4×3とか普通にロマンがヤバすぎるんよ。

 

 

半姉はチューリップ賞を制したナミュール

その半妹、キタサンブラック産駒となります。

母父ダイワメジャーなので、まずそこで引っ掛かりました。

サンデーの3×3では…?

ちょっとクロスは濃いのかな、という感じですからそこは気になります。

姉は少し体重が少なめですが、こちらは470キロは超えているようで、そういった意味でもプラス要素は大きそうです。

 

 

  • カルティカの20  

兄は弥生賞を勝ったアスクビクターモア

上のきょうだいは輸入後の2頭はディープインパクト産駒ですが、妹はダイワメジャー産駒となります。

ダイワメジャー牝馬ということで、狙うは桜花賞ということになるでしょうか。

桜花賞馬スターズオンアースと同じ社台ファーム生産ということもあって期待値は上がりそうな気がします。

 

 

  • パストフォリアの20(イコノスタシス) 

姉はフィリーズレビューを勝ったアブライムアンセム

その妹ということで、フローラ賞を勝ってオークス2着のチェッキーノや、重賞2勝のコディーノの姪となりますね。

姉はロードカナロア産駒でしたが、こちらはモーリス産駒。

何となく姉より距離は伸びても大丈夫そうな気がします。

少々クロスが濃い感じはするのですが、どうにかなりそうな…。

ちなみに余談ですが、先に触れたチェッキーノの初仔でもあるいとこも同じモーリス産駒。

どこかしらで出会う可能性はさすがになさそうですが…。

 

 

半兄はスプリングステークスを勝ったビーアストニッシドです。

兄はアメリカンペイトリオットでしたが、こちらはタリスマニック。

…というのも母がネオユニヴァース×キングカメハメハでイマイチ日本の主流種牡馬を付けにくい血統なんですよね。

きょうだいもサウスヴィグラスディスクリートキャットと輸入種牡馬を付けています。

さて、タリスマニックは今年産駒がデビューする新種牡馬ですが、ダート寄りの血統の父から芝で走る兄が生まれたことも考えると、こちらも芝で大きな活躍も期待できるかもしれません。

 

 

  • シヤボナの20(ピーシャ ) 

兄は交流重賞兵庫ジュニアグランプリを制したセキフウ

その兄はサウジダービーで2着など、海外でも好走しています。

というか、母名の時点で言う必要もないでしょうが、きょうだいには昨年産駒がデビューしたビッグアーサーがいるという血統です。

さて、馬主はきょうだいと同じ中辻氏のこの馬はサトノダイヤモンド産駒。

きょうだいの牝馬は勝ち上がりがないことがネガティブ材料ではありますが、がらりと父の傾向が変わったことでそれも変わっておかしくないかもしれません。

 

 

G3

  • ナムラキッスの20(ナムラデュラン) 

姉は函館2歳ステークスを制したナムラリコリス

その半弟がこちらとなります。

ジョーカプチーノ×マツリダゴッホと早熟を極めていたような姉と違って父はグレーターロンドンとなっています。

…ぐ、グレーターロンドン????

きょうだいと同じくサンデーの3×3を狙っての配合だと思いますが、ここでグレーターロンドンなんて名前が出てくるとは…。

産駒が今年デビューする新種牡馬ですが人気も薄いですし、仕上がり面はイマイチわかりませんが、面白い血統かもしれません。

 

 

  • コンドコマンドの20(エルダーサイン) 

兄はサウジアラビアロイヤルカップを勝ったコマンドラインという血統です。

また、マイラーズカップ2着のアルジャンナもいます。

これまでのきょうだいはすべてディープインパクトがつけられていたのですが、こちらはハーツクライ産駒となります。

そこだけはちょっと気がかりでしょうか。

とはいえ、既にゲート試験も合格済みで放牧に出されていますから、早期デビューもありえそう。

国枝厩舎の牝馬ですし、チェックしておいて損はないでしょうか。

 

 

兄は京都2歳ステークスを制したジャスティンロック

その半妹、ダンカーク産駒となります。

祖母カシオペアレディは砂の女ホクトベガの妹という良血ですから、ダートで走りそうな雰囲気はあるでしょうか。

とはいえ、リオンディーズ産駒の兄が芝で走っていることも考えると、芝でもダートでも期待できる存在かもしれません。

 

 

兄はきさらぎ賞を勝ったマテンロウレオという血統です。

そしてこちらはその全妹となります。この記事で初めて重賞馬の全きょうだい出てきたな?

兄の成績を見ると恐らく芝の中距離を走りそうですし、順調にいけば来年のオークスあたりを狙える気がします。 

 

 

  • コーステッドの20(コスタレイ) 

兄は共同通信杯を勝ったダノンベルーガ

その妹という血統になります。

兄はハーツクライ産駒でしたが、こちらはドゥラメンテ産駒となります。

ドゥラメンテ産駒は現時点でサンデークロスよりもミスプロクロスの馬のほうが走っていますから、そういった意味ではミスプロクロスのみのこの馬にとってはいい条件が揃っていそう。

 

 

  • マイジェンの20(サビドゥリア) 

姉はファルコンステークスを制したプルパレイで、それ以外にも札幌2歳ステークス2着のサトノゴールドがいるという血統となります。

きょうだいを見ても堅実さが目立つ感じ。

姉はイスラボニータでしたが、こちらはサトノアラジン産駒。

若干クロスは濃いですが、POG的に人気は薄くなりそうでねらい目になりそうな馬です。

 

 

  • レキシールーの20 

全兄はアーリントンカップを制したダノンスコーピオという血統です。

ケイアイファーム生産で、現時点でクラブ募集馬となっていないことから、恐らくこちらもダノックス所有になりそう。

母は海外で10勝を挙げた馬で、父は龍王ロードカナロアという良血ですから、兄にも劣らぬ活躍が期待されそう。

イマイチ情報が出てこないので何とも言えませんが、POGでは確実に人気しそうな印象です。

 

 

  • デザートフラワーの20(デザートウインド) 

姉は交流重賞エーデルワイス賞を勝ち、既に南関東牝馬三冠のタイトル浦和桜花賞を勝っているスピーディキックです。

姉はタイセイレジェンドとクソマイナーな種牡馬でしたが、妹はラニ産駒となります。

…ええ、ラニなんだ…。

と正直またどういう産駒になるか読めません。

ただ、どちらかと言えば地方馬っぽい気がしますし、POGだとちょっと難しい気がしますが…。

 

 

まとめ

今回、全きょうだいが少ないのであまり参考にしづらいなというか…。

とはいえ、きょうだいが走るかなんて分からないとはいえ配合からの狙いも考えるととても面白いところ。

さて、この中から活躍馬が出てくるでしょうか…?

余談ですが去年の記事で紹介した馬はちょっとイマイチな戦績でした…。