鼠の気ままに馬ライフ

POGや一口馬主など、競馬にまつわる話をしていきます。

POG2022-23に向けて気になる馬名をリストアップしてみた。

さて、ご無沙汰しております。やよいです。

 

POGの新シーズンまであとわずかに迫っていますが、皆さんはドラフト指名候補は決めたでしょうか?

指名するためにいろいろな馬の馬体や血統とにらめっこしているかと思います。

 

 

前回、前々回は大きなレースを勝っている馬のきょうだいを探すという意味で探してきましたが、下位指名で遊びとして馬名で選んでみたいという人もいるのではないでしょうか。

わたしもその一人です。

 

さて、その馬名ですが既に巷で話題になっている馬も多数いますね。

特にウマ娘関連の馬名は既にメジャーになっていますし、血統面でも注目したい馬もいますし。

今回はそういった馬を紹介していきます。

個人的に馬名が刺さった中から選んでいるので、ほぼ独断と偏見です。

 

 

 

 

 

 

※ピックアップについて

今回ピックアップするのは個人的に気になった名前の馬。

五十音順で触れていきます。

際限なく挙げていくと記事がドラフトまでに間に合わないと察したので15頭に絞っています。

※名前でチョイスしているので、中央ではなく地方競馬で走る可能性のある馬もいるかと思いますのでそこはご了承を。

とりあえず気になったら調べてください。

 

 

馬名の由来はアイヌ語で「新年」。アイヌ語…チタタプしなきゃ…。

ということでアシリパさんしか浮かばないし多分由来からして関連は否定できない気もします。

父は昨年産駒デビューをし、他の種牡馬に比べると勢いは弱い者の既にオープン馬を出しているビッグアーサー

母は産駒こそ大物は出していませんがコンスタントに走っているドリームカムカム、その最後の仔となります。

馬主はその母と同じ飯田オーナー。厩舎は真面目過ぎるバーサーカーことメイケイエールも所属する武英智厩舎となります。

血統的にはサクラハゴロモアンバーシャダイの3×3の全きょうだいクロスという中々趣のある配合。

馬名も血統も活躍すれば話題にありそうな雰囲気があります。

 

 

熱盛ィ!失礼しました、熱盛と出てしまいました。

…という具合にしか全く浮かばない。

馬名は「熱く盛り上がるより」という由来なのでまあ熱盛で合っていそう。

父は弥生賞を勝つもののクラシック本番では阻まれ、有馬記念でもジェンティルドンナの2着と善戦マンながらも血統面では評価の高かったトゥザワールド、母は2勝を挙げています。

それにしても牝馬に「アツモリ」はどうなんだ、と思ったのですがどうやら一度別の名前が付けられていたところから変更となった経緯があるようです。

その変更前の名前は…。

「ワリエラ」

あっ、スポーツ関連でも世相関連でもダメだわこれ()

 

 

  • イテマエダセン(父キンサシャノキセキ 母シャイナムスメ) 牡

今年何年だったっけ?近鉄球団が消滅して18年ぐらいになるよね????

というわけでいてまえ打線ですね、どう見ても。

父は逆輸入のスプリンターキンシャサノキセキ、母シャイナムスメは芝の短距離を走り4勝を挙げています。

配合からして短距離をバリバリ走りそうな雰囲気です。

馬主はアカイイトやヨカヨカで昨年特に名を挙げた岡オーナー。

厩舎は的場厩舎とオーナーとしては意外なチョイスとなりました。

短距離でどれだけ炸裂するのか楽しみなところです。

 

 

既にご存氏の人が多いであろうウマ娘ネタの馬名。

オーナーもこの記事過去2年で散々触れた太田オーナーの所有馬です。

今年も「カジコパパならしゃーない」のお時間が来てしまった。

さて、父はスクリーンヒーロー産駒で有馬記念を勝ったゴールドアクター

母サニツは未勝利ながらロードカナロア産駒という良血。

その初仔となります。

ロベルトにサドラーの血も入っていますから、渋った馬場でも十分対応できそうですし、馬名がネタなだけで普通に血統的に注目していい1頭と言えそうです。

 

 

馬名の由来は「長男」。ド直球すぎる。

父母で言わずともわかるのですが大和屋オーナーの所有馬となります。

ジャスコは現時点未勝利で、少々不安こそありますがこちらは既に入厩済みでデビューが早そうなのはポイントが高いところです。

須貝厩舎と、母や姉と違ってオーナーがメインでかかわっている厩舎に入ったところを見ると、スルーは決して出来なさそう。

長男は頑張ってくれるのでしょうか…?

 

 

父はディープ産駒のマイラーミッキーアイル。産駒はメイケイエールなど活躍馬も出てきています。

母カカリアは地方デビューから中央に移籍して走った馬で、一つ上のワールドエース産駒の兄が勝ち上がっています。

そう考えるとディープ系の父がついているのは評価していいかもしれません。

…と先に血統面を触れていましたいい加減本題に入りましょう。

そう、馬名を見て「んん?!」となりました。

馬主は「スズカ」でおなじみの永井オーナー。

そして由来は「冠名+父父父名の一部」…つまりサンデーサイレンスの名前の一部からというわけですが。

サイレンススズカと名前入れ替えただけじゃ?

同オーナーで全く問題はないとはいえ、このタイミングでこの名前を出してくるということは、単なる偶然とは言えなさそう。

単に「アイル」は既に使っているからという理由でもなさそうですし、きょうだいはすべてセールで落札しているところからも何かしら思うところがあるのかもしれません。

そう考えると、かなり気になってしまう存在です。

 

 

父は新種牡馬としてデビューから好成績を上げ、皐月賞でジオグリフが勝ち初年度からクラシックホースを輩出したドレフォン。

母は3戦1勝ながらOP馬ボンディマンシュを出すなど産駒は一定の活躍をしています。

全姉フローラルビアンカも勝ち上がっていますから能力としては期待できそうです。

元々ノーザンファームで繁用されていましたがこの馬からテイエム牧場に移っています。

馬名の由来は「冠名+速いのだから(九州方言)」。

テイエムの馬ではよくある九州産馬の名前の付け方ですね。

…まあ、浮かぶのは福岡地下鉄のICカード乗車券「はやかけん」なんですけど。

 

 

ああもう出オチすぎるんよ。笑うやんけ。

この記事のために探した馬名で一番腹筋を壊しに来た名前でした。

父は2年連続でクラシック制覇馬を輩出するも早世のため残り世代もわずかなドゥラメンテ

母フラットウェアーはアメリカから輸入された馬で、兄は1戦未勝利となっています。

血統的には若干わかりませんが、ドゥラメンテの配合相手としては悪くなさそう。

…なんですけど、どうしてドゥラミチャンなんてつけたんですか。

見るたび笑いが込み上げてきちゃう。

 

 

  • ナゲットモンスター(父モーリス 母クッカーニャ) 牡

父は既にG1馬ピクシーナイトの他にも重賞馬を輩出しているモーリス。

母クッカーニャは5勝を挙げた馬で、その半姉にはソニンクがいるという血統です。

というわけでタイセイビジョンのいとこにあたります。

…で、ナゲットモンスターという名前のインパクトが強いのですが、宮城の鹿折金山で取れた怪物金の異名が由来とのこと。

まあ字面的に別のものが浮かんだんですけどね。

厩舎としてはいとこタイセイビジョンと同じ西村厩舎ということで、マイル付近を走ることになりそうです。

 

 

  • ハッピーミーク (父ファインニードル 母アモーレエテルノ) 牝

先のウマピョイで話題になってすぐに出てきたウマ娘由来の名前シリーズ。

どうせまたカジコパパ案件と思っていたら、まさかのアルクトスなどの山口オーナー。

そういえば息子が名付け親の馬に「メリオダス(※元は七つの大罪の主人公)」もいましたし、サブカル系にも通じていることは忘れていました。

というわけで3頭いますが、ここで触れることにしたのはハッピーミーク。

父ファインニードルはアドマイヤムーン後継の短距離馬。アハアモーレエテルノは2勝を挙げているゼンノロブロイ産駒となります。

そして兄に京都新聞杯で2着だったヴェローナシチーがいます。

生まれた日も2月29日と閏日という珍しさもありますし、元々クロフネ由来の芦毛というのもあって人気は出そう。

ファインニードルの初年度産駒ですからどういう方向性になるかわかりませんが、楽しみな存在です。

 

 

  • ビーガタミヨチャン(父メジロダイボサツ 母サンシャワー) 牝

馬名の由来は「B型+人名より+敬称」。

いや待ってB型ってなんのB 型なんだ、そしてミヨちゃんって誰なんだ。

と突っ込みたいのですが血統も十分突っ込みたい。

父はまさかのメジロダイボサツ。

母は持ち込まれた母の産駒ということでイマイチ評価しづらい。

血統的には良血にはなるのですが、果たして…。

 

 

名前を聞いてCV櫻井孝宏しか浮かばない私をだれか助けて。

完全にギャラルホルンしか浮かばないんよ。

…という茶番はさておいて、父は龍王ロードカナロア

母はフィエラメンテとなりm…は?フィエラメンテ??

ナチュラルに良血が来ました。フェアリードールの一族です。

いや…ガチの超名牝の一族をこんな記事に出してええんか???

ただフィエラメンテ自身は未勝利で産駒成績もさほど良くなくノーザンファームからから出ているようです。

ただ、これまでずっとサンデー系の種牡馬がつけられていたところで初めてサンデーの血が入っていない馬がつけられましたから一変もあり得そう。

若干クロスはきついですが、あっと言わせてほしいです。

 

 

  • ユメヲカケル(父ミッキーロケット 母イツノヒカ) 牡

ウマ娘楽曲…と思ったのですが、恐らく母名からの連想のほうが強そうです。

父は和田竜二騎手にテイエムオペラオー以来のG1勝利を届けた宝塚記念勝ち馬ミッキーロケット、母は未勝利馬です。

牝系的にはあまり活躍している印象は薄いのですが一つ上の「ギンザデノムオトコ」などの馬主である小田切オーナーの所有馬みたいです。

父ミッキーロケットも割と面倒くさい癖の強い馬でしたが、母にキンカメ系の種牡馬がつけられるのは初めて。

意外とこういうところからいい馬が出てくる可能性はありますし、期待したいところです。

 

 

  • ヨルニカケル(父パイロ 母コウヨウタレイア) 牝

こちらは「夜に駆ける」ほうですね。YOASOBIだけにナイターで見たい。

血統的にはゴリゴリのダート馬ぽいですから地方で走りそうです。

パイロはミューチャリーなどを輩出しているダート種牡馬

母は地方で5勝を挙げており、大井所属時代の戸崎騎手で2勝を挙げていたりします。

母母父にあのピルサドスキーがいるなど地味に血統が面白いです。

 

 

絶対防衛しそうな名前だ…!と浮かんだレヴィアタンは9年前のアニメ作品です。

多分由来は間違いなく元の聖獣のほうでしょうけど。

父はパイロ、母ホワイトアルバムは中央で2勝を挙げています。

きょうだいには関東オークス3着のキズナ産駒クリスティがおり、牝系としてはイングランディーレなどがいる歴史のある牝系となります。

中央で走るようで、どんな走りをするのか楽しみなところ。

ダート馬でしょうから、あえて下位指名で考えてもいいかもしれません。

 

 

 

 

 

まとめ

流石にフェアリードールの牝系が出てくるのは想定してなかった。

今年は特にウマ娘関連馬名で指名する人もいるでしょうし、そういう意味ではちょっと注目したい馬も多数います。

ドラフトでも中位から下位指名で指名できるか心配な馬もいますし、参考にしてドラフト戦略を練ってみるのもいいかもしれません。