さて、ご無沙汰しております。やよいです。
今回は2022年産の一口出資馬の紹介記事となります。
去年この記事を書きながら来年は減らそうと思っていたはずなんですよ。
なんで去年と増えた頭数が変わらないんだろう?おかしいな?
流石に昨今の諸々の高騰を受けて募集価格もふえているんですが、それでもやすいのは変わりない。
YGGが400口になるようなので方向性もちょっと変わるような気がしています。
- トラヴェリンバンド 牡
母 コテキタイ
(母父 サウスヴィグラス)
募集ラインナップを見てから真っ先に出資を決めていました。
父シニスターミニスターはダートで活躍馬を多く出している種牡馬。
このクラブでもシニミニ産駒は多数走っているだけに、やはり注目したい1頭であります。
母コテキタイは現在の高橋ファームにやってきてから2頭目の産駒ですが、それ以前のグランド牧場で生産されたきょうだいでは全兄スズカコテキタイがOP戦を勝つなど活躍。
そして全兄ナリタミニスターは園田で19勝を挙げるなど、活躍が期待できる土壌は十二分にあります。
そして姉バスドラムガールも現在2勝クラスで、そこを考えると一口4.4万円も納得です。
2月には本州に移動したかと思えば2月中に入厩、栗東の22産馬のゼッケン2番を背負うことになりました。
この早さはどう考えても過去最速で大変驚き。
3月になってからは最速でゲート試験にも合格し、すでに鍛えるために外厩に移動しています。
恐らくこのスピード感ですから早ければ6月の新馬戦デビューもあり得そうです。
どうしても母父サウスヴィグラスの影響でダート短距離に偏りやすい一族なので、ダート短距離戦で走るでしょうし、かなり期待しても良いんじゃないかと思います。
狙うは来年の兵庫CSかな…。
- モアハピネス 牡
父 ホッコータルマエ
母 ラッキーハナチャン
(母父 ネオユニヴァース)
ラインナップを見て当初は様子見をしていました。
まあこの世代は全体的に価格が高騰していましたから、さすがに高いメンバーを増やすのはな…と思っていたのですが、育成先がまさかのトゥモローファーム。
本州育成という新しいパターンで注目することになりました。
そしてその募集馬見学会があるということで栃木に行きまして。
ブログにまとめようと思っていたのですが下書きだけなんか残ってますね…()
現地で写真を撮っていただいたのですが、こちらを覗くように見てきたんですよね。
横目で。
それがもう、ものすごくかわいい。一目ぼれですよ。
というわけで出資したのがこちらのホッコータルマエ産駒です。
トゥモローファームとこのクラブとの関係は、旧NWR時代から募集されていたロックオンエイムやフルムといった馬からもある通り、結構長い付き合い。
その上一つ上の世代ではアドマーニが外厩として利用していますね。
父ホッコータルマエは言わずもがなのダートの活躍馬。中央では重賞馬を出していないものの、地方交流重賞を勝っているレディバグや南関ダート3冠で活躍したヒーローコールなど、地方ではかなり活躍馬を出している印象です。
いや、別に中央でも出してはいるんですけどね、大物が出てないってだけで…。
母ラッキーハナチャンは可愛い名前ですが、中央地方含めて未勝利。
星友から繋がる在来牝系ということで、サマーセール落札馬において北枕セレクトではないことから血統的には代表好みなのは凄く納得できるところですね。
きょうだいをみても半兄ハイパーステージが中央2勝の上、一つ上の全姉ラッキーマリリンが勝ち上がりを決めるなど打率も高いですし期待はしてしまいます。
ただ、昨秋に脚部不安から頓挫となり、移動して様子を見ていくことになってしまいました。
それでも先日トゥモローファームに帰ってきまして、ここからリスタートというところでしょうか。
まあ、姉も3歳になってからのデビューですし、あまり早いデビューをするイメージではありませんでしたからそこまで気にするところではないでしょう。
そもそも本州育成ですし…。
- グランカメリア
父 イスラボニータ
母 ツバキエンジェル
(母父 フォーティナイナーズサン)
ラインナップ発表時からもう時期を見て突っ込むのは決めていました。
ええ、決めていましたよ。
そんな初仔とは思えない1歳9月で546キロという破格の体重だった1頭です。
グランデファーム提供馬ということで、より気にしていました。
父イスラボニータはG1馬といった大物は出てないものの、芝ダート問わず活躍馬を出しています。
母ツバキエンジェルは未出走馬でしたので未知数ではあるのですが、そこでこの馬体ですよ。
まあこのサイズだし脚元も心配になるだろうからデビューは遅いんだろうなあと思っていたのですがどうやら見学会で代表は北海道の”2歳重賞”を狙いたいといっていたようで、まさかの早期デビューもにらんでいる様子。
マジでえ????
その後の育成を見せると確かに馬体重に関してはそこまで増えてないどころか一回落ちている状況だったんで、どちらかといえば早熟系なのかもしれません。
ただいまだに本州移動の話は聞かないので、これ函館に直接入厩するつもりな気がしてきました。
- ブレイジングスター 牡
父 モーニン
母 ヴァーチュスター
(母父 シンボリクリスエス)
デアノヴァの弟、そしてクラブ内では出資者満足度がトップクラスの高さの高橋康厩舎というポイントはやはり魅力的。
一度は厩舎の馬に出資したいと思っていただけに念願となりました。
まあちょっと甘く見てましたが、やはり満口になるのは早かった…。
父は現3歳が初年度となるモーニン。
その初年度からはダート3冠トライアルの雲取賞でアマンテビアンコを破ったブルーサンを輩出。
ダート種牡馬としては上々の滑り出しといったところでしょうか。
母ヴァーチュスターは
半姉はクラブで勝ち上がったデアノヴァとなります。
勝ち上がった時点で既に弟のクラブ募集は期待されていましたね。
ということで待望の瞬間となるわけですが…。中央1勝で、クラブとしてはデアノヴァを輩出しているだけにかなり期待値の高い血統でしょう。
グランデ育成ですし、満足度はやはり高くなりそうな1頭。
育成も順調で先日本州へ移動。
その行き先も新鋭のキャニオンファーム土山ということで、未知数ですがそれが面白い。
厩舎も厩舎なのでおそらくデビューも早いでしょうからコンスタントに走ってくれそうです。
- スレッドザニードル 牡
父 ファインニードル
母 ミラクルロンド
(母父 フジキセキ)
ファインニードルということでやはり芝短距離は狙いたいところはありました。
その上どうも先行募集時に満口抽選になりそうな見込みだったので申し込んだところ無事に通って出資となりました。
クラブ初の抽選馬となったのがこちらの馬ですね。
父ファインニードルは父としてはまだ大物は出していませんが、スプリントを走る産駒を多く出している印象です。
芝ダートどちらでも出走しているようです。
母ミラクルロンドの仔は中央ではあまり戦績は良くありませんが、母父フジキセキというところで、芝ダートどちらに転んでも短距離で力を出せる素質はありそうな血統構成はやはり魅力です。
ただ、例に倣って北枕セレクト、絶対脚元に不安出てきそうだなと思っていたら予想通りでした。
まあ安いしそこは織り込み済みですけどね。
正直育成強度も大きく上げられてない中ですが本州へ移動。
そこからじっくり見ていく感じになるでしょうかねえ…?
元々遅生まれですからそれでいいのかなとは思います。
- シャイニーカラーズ 牝
父 レッドファルクス
母 クリノクロフネ
(母父 クロフネ)
サマーセール上場組では最安の落札価格であった北枕セレクト馬。
その時点でちょっと不安な要素はあるんですが、どうせ1.1万だし芦毛だしでということで出資しました。
サマーセールでは再上場での落札だったわけですが、まあブラックタイプはこれといったものがないんで納得ではあります。
その分馬体面では見どころはあるのは凄く納得ですけどね。
父レッドファルクスは産駒では大物は出してないものの準OPクラスの馬はいますし、堅実といったところ。
流石に短距離メインではありますが現状一番活躍しているリバートゥルーはダート1800でも勝っているので意外と距離持つタイプなのかもしれません。
母クリノクロフネは既にブラックタイプが平凡といったようにあまりきょうだいも活躍馬がいるわけではありません。
兄マイネルアミスターが中央1勝してはいますね。
他の北枕セレクト馬と同じように既に頓挫は挟んでいますがそれも定期更新での初回で触れられた程度の早さだったこともあり、その後は結構順調。
馬体も牝馬にしては十分なもので、走りも3歳になってからは中々見どころがありそうな雰囲気です。
そして4月に本州に移動。
状態的にも2歳の内にデビューできるかもしれません。
これまで出資した芦毛の馬は全く勝ち上がってどころか掲示板にすら届いていないんですが、そろそろ…ですね。
それはさておき、馬名なんですけど…。
誰だよこんな名前考えたやつは、顔を拝んでやりたいもんだ。というわけで鑑見てきます。
- メルローズ 牝
母 ハイスピードカム
(母父 スマートファルコン)
最初に出資を決めた中で牡馬にあまりにも偏りすぎていたので牝馬を増やしたいとは思っていました。
その上で状況を見ながら…と天秤にかけていた中で選んだのがこの馬でした。
元々カリフォルニアクロームを種牡馬としてはほぼ評価していなかったのですが、傾向を見ているとある程度条件を整えた馬は勝ち上がりに届くのではないかと考え始めています。
ディープ肌の馬が勝ち上がったりしている中で、母がサンデー系の産駒だと明らかに勝ち上がり率に影響しているのかなという具合。
正確に調べてないので単なる印象でしかないですけどもね。
母ハイスピードカムはスマートファルコン産駒なのでサンデー系にあたります。
ディープ肌に比べると…?と言いたいところですが、スズカマンボやらマンハッタンカフェやら母父で入ることを考えると普通に問題なさそう。てかスズカマンボ肌…?と
思ったらミナレットでした…。
母中央1勝、ダート1800で勝ちあがった馬でこちらが初仔。
クラブ的にもワンダフルトゥデイの姪にあたる血統ですから、縁のある馬になりますね。
実はかつてこの母ハイスピードカムを生で見たことが会ったことがあることを知りました。
人生2度目の小倉競馬場に行った日、その日は8月だったんですがその日の新馬戦のメンバーに名前があったんですよね。
そのレース馬券も買っていたようですがハイスピードカムは買ってませんでした。まあ人気してなかったし…()
それを考えると何かしらの運命を感じます。
でもこれで母のいた羽月厩舎じゃないのはちょっと惜しい気もするな…。