さて、ご無沙汰しております。やよいです。
POGの新シーズンまであとわずかに迫っていますが、皆さんはドラフト指名候補は決めたでしょうか?
指名するためにいろいろな馬の馬体や血統とにらめっこしているかと思います。
これまで大きなレースを勝っている馬のきょうだいを探すという意味で探してきましたが、やはり陳名馬を指名したい欲がある人は多いはず。
もちろんわたしもその一人です。
昨年は特に面白いことがありましたが、今年もなかなか揃っている気がします。
※なお今年も青本を買っています。
青本のリスト参考にしやすいのですよ。
※ピックアップについて
今回ピックアップするのは個人的に気になった名前の馬。
五十音順で触れていきます。
際限なく挙げていくと記事がドラフトまでに間に合わないと察したので15頭に絞っています。
※名前でチョイスしているので、中央ではなく地方競馬で走る可能性のある馬もいるかと思いますのでそこはご了承を。
とりあえず気になったら調べてください。
イエデゴロゴロ(父レインボーライン 母イイコトバカリ) 牝
休みの日には家でゆっくりしたいことありますよね。
そう、家でゴロゴロ…という感じなネーミング。
というかこの名付け方…で察した方もいると思いますが小田切オーナーです。
息子の小田切力氏の所有馬ですが、祖母ワナや曾祖母メロンパンは父の有一オーナーと小田切家にゆかりの血統。
父は春天制覇ながらダート短距離を走る馬が多いレインボーライン。
こういう馬が一発決めてくれる可能性がありますし、注目して良さそうです。
イロメガネ(父ヴァンセンヌ 母イロジカケ) 牡
もう母の時点で語るまでもないでしょう。
先日中山グランドジャンプを席したイロゴトシの全弟です。
父ヴァンセンヌがそれが産駒初G1制覇。
平地時代は準オープンで頭打ちになったとはいえ、母父クロフネらしくダートでも走っていたのが目立ちます。
この記事の歴代でよく登場する小田切シリーズやガジコパパこと太田オーナーと並ぶ珍名シリーズを送り出す内田玄祥氏…でしょうね。まあ。
父の特徴を受け継げていれば兄のようにしぶとい活躍を期待していいのかもしれません。
ウマデスガナニカ(父ニシケンモノノフ 母サクラヴィオーラ) 牝
いやあ、そう言われたら何も言えないじゃん…。
母は中央で勝ち上がっているグラスワンダー牝馬。父はJBCスプリントを制したニシケンモノノフ。その2年目の産駒となります。
セールで落札された馬なのですが、その落札者の名前は内田氏。って連続しとるやんけ!!
血統的に見ると母父グラスワンダーに母母父はアグネスタキオン。
そして母母母父はサクラユタカオー…あれ、4代母ローラローラ?
…はい、3代母はサクラローレルの妹です。
どうみてもウマ娘血統縛りPOGがあれば指名余裕の血統ですどうもありがとうございました。
エンムスビ(父スクリーンヒーロー 母ウアジェト) 牝
母名を見て「どこかで見たような」と感じた方は正解です。
姉はエリザベス女王杯を制したアカイイト、その半妹となります。
父はスクリーンヒーローとちょっと意外なところを攻めてきました。
というからロベルトの4×4のクロスですか…姉みたいに重馬場で輝きそうです。
所有馬も活躍馬が増えていますから、期待したい1頭でしょう。
オベイユアマスター(父アジアエクスプレス 母ティノ) 牡
この響きだけ見てピンとくる人のほうが少ない気もしますが、今年もやってきましたウマ娘ネタです。
といっても元ネタはアプリではなく、メディアチックスの一つ、「シンデレラグレイ」に登場する変名のキャラ。
キャラの元ネタはジャパンカップに出走したペイザバトラーです。
まさかそちらから取ってくるとは…と思いますが、どうやら話からするとオーナーのお子さんから馬名候補が出てきたそう。
この馬、ブリーズアップセールにて落札された馬でして、オーナーもなんと馬主として初めての所有馬とのこと。
元馬と違ってアジアエクスプレス産駒なのでジャパンカップは夢とは程遠いですが、ダート中距離で活躍してくれれば面白いかもしれません。
ゲッワイエンタン(父サンダースノー 母ハニーハント) 牡
馬名の圧が強すぎる。
こんな馬名つけてくるような人なんて…ねえ?
というわけで毎年恒例ガジコパパシリーズきました。
父サンダースノーはドバイワールドカップを制した馬で、初年度産駒となります。
母は高齢で、きょうだいたちは地方で勝ち星を重ねています。
どのような成績となるのかわからないところはありますが、ちょっとおもしろい血統かもしれません。
コウソクテツドウ(父アジアエクスプレス 母セイラ) 牝
父アジアエクスプレスから連想したいいネーミングです。
ただ牝馬なんですけどね。
地方でこそ走りそうな血統ですが、いいところまで行ってほしい感じです。
ドスコ(父ウインバリアシオン 母バーニングラブ) 牝
…ということで産駒初の中央OP馬となったドスハーツの全妹となります。
だからドスコなのか…(困惑)
こちらも太田オーナー所有ですし、一発の期待も持てる馬ですから楽しみなところ。
ヌートバー(父アドミラブル 母トーコージュエリー) 牡
完全に野球ネタだ…!
というわけで人名由来の名前です。
父アドミラブルは5戦3勝という戦績で故障に苦しみながらの現役生活でしたが、良血に目が行きます。
母はジャングルポケット肌で、サンデーサイレンスとトニービンの奇跡の血量が発生しています。
凄く府中で走りそうな血統だ…!
産駒がどういう傾向になるかわかりませんが、父の無念を晴らす活躍を期待したいですね…。
はい、野球ネタ続いたよ!!!!
しかも完全にヌートバーから続きました。
父はコパノリッキーということで、ダート馬となりそう。
母系の成績は良くないのですが、おばには新潟記念を制したトーワレンジャーがいます。
エンドスウィープ肌ですし、ダートでこそという感じはしますが、地方なイメージ。
中央で見てみたい感はありますが…。
ホワイトシップ(父ゴールドシップ 母クラウンハンター) 牡
ゴルシ産駒ということで、一番ゴルシ感のある名前です。
きっと父を彷彿させる芦毛なんだろうなあ、と思ったのですが栗毛です。
あれれ…?
母系的には重賞などでの活躍馬が出ているわけではないですが、母父ケイムホーム、母母父エアジハードという血統はなかなか面白い。
一応母は地方で7勝を挙げていることからも、ダートで走れればという血統でしょうか。
後は気性面次第で化ける可能性はありますが…。
メルメルメー(父ヴァンセンヌ 母エリザベスサクラ) 牝
ウマゴンやないかい!!!!
と盛大に突っ込むしかできないこの名称。
父はヴァンセンヌで母は芝短距離を走り未勝利。
血統的には芝の短いところを走りそうな感じですが、馬名の勢いを考えるとスピードがありそうな気もします。
ダートでも対応できそうですし、ぜひ走りを見たいところです。
ライスネイチャ(父メイショウボーラー 母オムスビ) 牡
ナイスネイチャ35歳バースデードネーションは昨年を超える大盛況。
…じゃなくて、こちらはライスネイチャです。母オムスビだからね、仕方ないね。
とはいえ明らかに狙っている馬名です。
父はメイショウボーラーでダート短距離に特化していますがタイキシャトルの血を受け継いでいます。
母オムスビは地方で2勝を挙げているオレハマッテルゼ産駒で、その母ゲッケイジュは…ウラカワミユキの産駒…って兄に本物のナイスネイチャいますやん。
そう、ウラカワミユキの一族なんですね、これ。
血統表を見ると色々胸が熱くなる要素が多いです。
しかも厩舎は騎手時代ナイスネイチャの主戦であった松永昌博厩舎。
長寿の一族ですし、親戚に負けないぐらいは知ってほしいところです。
ワケガワカラナイヨ(父シゲルカガ 母シゲルデリシャス) 牡
実はもう地方で登録されているんでPOG的には適していないんですが、完全に目に入ってしまったので…。
馬名、どうしてこうなったんですか???
ワケガワカラナイヨ…
父母共にシゲル血統という馬ですが、2月にサラオクに出されています。
…ああ、そういうことです。森中氏が亡くなった後に整理する一環でサラオクに出された馬ということです。
地方で走ることにはなりますが、勝利を重ねれば中央で出走することもありそうですし、楽しみにしたい馬です。
絶対馬名で白いアレきゅっぷいで擦られるはず。
ワタシハサイキョウ(父トゥザワールド 母エアワルツ) 牡
完全にウタですどうもありがとうございました。
ただ血統的には普通に良血。
父トゥザワールドはフェアリードールの牝系の種牡馬ですし、母系にはダークシャドウうやGreen Desertを輩出している一族で、相当の血統。
ただセールで落札したのは岩手競馬の会長さんと同名で、おそらく岩手で走ることになりそう…?
恐らく芝でもダートでも対応できそうな血統背景ですし、面白い存在かもしれません。
まとめ
ウマ娘ネタは落ち着きましたが、やはり世相を反映したネーミングもあって面白いですね。
POG的にも普通に狙いどころな馬もいましたし、参考になりそうな気がします。
これを見て色々考えたいところです。