鼠の気ままに馬ライフ

POGや一口馬主など、競馬にまつわる話をしていきます。

POG2020-21に向けて19~20年のG1勝利馬の弟妹をリストアップしてみた。

さて、ご無沙汰しております。やよいです。

現在POGの2019-20シーズンはクラシック戦線真っ盛り。

前の記事では20-21シーズンに向けて、現クラシック世代の重賞を勝った兄や姉がいる馬をリストアップしました。

 

nezuminopog.hatenablog.jp

 

 

今回は、それを除く2019年以降のG1を勝利した馬の弟妹をリストアップしてみたいと思います。

やはり、兄弟が結果を出している血統は注目せねばなりませんからね。

とはいえ、兄や姉がG1を勝っているからと言ってその兄弟も勝てるといわれると話は別ですが…。

 

来シーズンのグループ内POGは21年の年末、有馬記念までの条件となるのでクラシックタイトル3冠まで追いかけることができます。

そういったところも踏まえてマイルよりは長距離で結果を出している血統を見ることも可能になるのではないでしょうか。

 

というわけで、今年のドラフトに向けて有力馬のチェックをしていこうと思います。

 

※因みに中の人は青本買いました。

 

天才! のPOG青本2020-2021 (メディアボーイMOOK)

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※ピックアップについて

今回ピックアップするのは2019年と2020年の天皇賞(春)までのG1レース、時系列順となっています。

また、前の記事で現3歳馬の世代のG1レースは触れていますので、そちらは除きます。

 

 

  • キティの18(フォレストキャット) 牝

半兄は19年のフェブラリーステークス優勝のインティ。

父母共にダートで結果を出している血統だけに、クラシックタイトルで考えるとちょっと微妙なライン。

かつ兄のインティも古馬になってから活躍しているだけに…。

一般的なPOGで考えると指名するにはちょっと躊躇するタイプかもしれません。

3歳の年末までの期間なら十分検討価値がありそう。

 

全兄アルアインは17年の皐月賞や19年の大阪杯とG1を2勝。

血統はアウトブリード。

兄たちも結果を残していることは大きなポイントでしょうか。

一つ上のヒメノカリスは肺炎で桜花賞オークスを逃すことになりそうだが、未勝利戦での勝ち方は鮮烈で、そういう意味でもやはりこの血筋の強さは確たるものがありそう。

ディープ産駒として、今年のコントレイルについでの皐月賞を勝つことが出来るか…?

 

半兄はG1を2勝しているサートゥルナーリア。半姉は私がPOGで1位指名をしたファーストフォリオですね。

皆さんご存じ名牝シーザリオの仔で、父は新種牡馬のモーリス。

…そう、この配合だとサンデーサイレンスの4×3になるんですよね。

しかも牡馬ですし、これはPOGでもとても人気になる予感…?

 

  • リュヌドールの18(エクランドール) 牝

全兄は菊花賞天皇賞(春)を連覇したフィエールマン。

兄も晩成傾向でしたが、全妹も遅生まれなこともあってデビューは遅くなりそう。

ですが、それでも兄は菊花賞馬ですし、3歳のエリザベス女王杯あたりを狙うのもありかもしれないです。

 

半兄アドマイヤーズは朝日杯、NHKマイル、香港マイルをのG1三勝馬

父はドゥラメンテでHaloの4×5×5で兄より血は濃くなってる印象。

少し遅く生まれたためデビューは遅くなりそうですが、果たして…。

 

  • クロノロジストの18(クルーク) 牡

半姉に19年ヴィクトリアマイル勝利のノームコア、秋華賞制覇のクロノジェネシスの2頭がいるこの血統は無視することはできません。

こちらも父はモーリスでシーザリオと同じくサンデーサイレンス4×3の血統。

兄より姉たちのほうが活躍していますが、クラシック制覇への期待は大きいでしょう。

 

  • リトルブックの18 牝

全兄は19年のダービー制覇のロジャーロバース。

兄はその後屈腱炎で引退となりましたが、全妹というポイントはやはり大きいもの。

なんせ、いとこにジェンティルドンナがいるわけでして…。

 

  • ウィルパワーの18(ヴィレンスクラフト) 牝

半兄は安田記念マイルチャンピオンシップを勝ったインディチャンプ。

兄もオープン入りまでは苦労していたのですが、この馬も早めのデビューが見込まれた中での喉なりに…。

ただ、デビューできればしっかり結果を出してくれそうな気配はあります。

 

  • リリサイドの18(クローヴィス) 牡

全妹リスグラシューは昨年海外を含むG1を3勝した牝馬

その血を受け継ぐだけに、かかる期待は大きなものです。

姉も晩成傾向でしたが、それに加えて昨年末に足を怪我したことでデビューはずれ込みそう。

来年のクラシックに間に合えば、台風の目となる可能性は十分にありそうです。

 

  • スノーパインの18 牡

昨年のスプリンターSを制覇したタワーオブロンドンを半兄に持ちます。

父はFrankelでこの馬も短距離向きなのでしょうか。

上手くマイル距離で走ってくれればNHKマイルあたり狙えそうです。

 

姉は17年の最優秀2歳牝馬で昨年のエリザベス女王杯、今年の大阪杯を制したラッキーライラック

姉は早くから頭角を現して何年も活躍していることを踏まえると活躍の可能性は高そう。

既にゲート試験は合格しているとのことで、早期デビューも見込まれそうです。

 

  • ピラミマの18(ルナベイル) 牝

全兄は昨年のジャパンカップ覇者のスワーヴリチャード。

全姉はオープン入りまで届かなかったもののそれでも4勝しており、母と父ハーツクライの組み合わせは十分によさそうです。

そう考えると、期待するには十分なのではないでしょうか?

 

 

 

まとめ

正直、この中に「あ、この兄弟馬いいかもな?」って思ったのはいました。

それがどれかってのは言えませんが…。

ただ、かなり参考になったかなという感じはありますし、ドラフトに向けて指名馬の検討を進めていきたいと思っています。