さて、ご無沙汰しております。やよいです。
POGは2021-22シーズンのクラシックの真っ最中。
今季はあまりクラシック本線に絡まず少し暇をしています。
さて、現在行っている仲間内のPOGはシーズンが年末までですが、6月からの22-23のシーズンも開催されることが決まっており、その他のPOGサイトにも昨年に続いて参加するつもり満々の中の人。
というわけでPOGドラフト対策の時期となってまいりました。
既に昨年のクラシック戦線のきょうだい、昨年からのG1馬のきょうだいを探していく記事は出しているのですが、ふとこれまでのPOGで指名した馬のきょうだいはどうなんだろう、と思いました。
なんやかんや良血を指名していますから、そのきょうだいも活躍する可能性は高そうですし、リストアップする価値はありそうな気がしました。
というわけで今回は仲間内のPOGの3シーズンで指名した馬のきょうだいをリストアップしていきたいと思います。
なお今年もいつも通り青本を買っています。
※ピックアップについて
今回ピックアップするのは一応最初のシーズン、現5歳世代から行こうと思います。
また、過去の記事内で取り上げた馬についてはスルーしますのであしからず。
母は昨年亡くなったシーザリオ。
その最後の仔となる牝馬です。父はロードカナロアとサートゥルナーリアの全妹となります。
シーザリオ牝馬は活躍しないといわれながらもなんだかんだファーストフォリオがOP馬となっていますし、めぐりあわせが合えば十分勝てる素質はあるんじゃないかと思います。
しかも国枝厩舎ということで、非常に期待の高い1頭と言えそうです。
- シルヴァースカヤの20(フォトンブルー) 牡
全兄はシルヴェリオというシルヴァースカヤ一族の牡馬です。
ということで半兄がシルバーステートと言った良血。
セレクトセールでは1億越えでしたが、父ハーツクライが若干不安を感じます。
でも一応シルヴェリオは3勝クラスだからなあ…。
シルヴェリオも父ディープのきょうだいに比べると虚弱さは薄い印象ですし、こちらもある程度数を走れるならば十分素質は出せそう。
- ラドラーダの20(ラディアンシア) 牝
指名した半兄アブソルティスモは怪我もあり2勝で引退となりましたが、G1を勝ったレイデオロを含めてきょうだいの打率が非常に高いレディブロンドの一族の仔です。
そしてラドラーダにとっては初めての娘となります。
血統的には父ロードカナロアでソルドラードの全妹というところ。
スクミがちというところは少し不安があるものの、やはりラドラーダというところは評価が高くなりますし、
- バラダセールの20(グラングスト) 牝
過去3シーズンですべて指名しているバラダセール産駒の仔となります。
一つ上のヴァラダムドラーこそ未勝利ですがそれまでのきょうだいは勝ち上がっているという高打率。
そしてこの仔は初めてサンデー系以外の種牡馬がつけられました。
ドゥラメンテ…ドゥラメンテとアルゼンチン牝馬ってどうなんだろうと思いますが果たして。
まあ血統よりも気になるのばサイズ。
既に530キロを超えているということで、あまり大きくないほうが走っている気がする血統だけに、そこは気がかりです。
・エリドゥバビロンの20(サトノエスポワール) 牡
POGで指名していた兄キンブレルは未勝利でしたが、きょうだいにはアドマイヤアルバがいる良血です。
父に似て馬体は綺麗な馬で、長い距離で活躍できそうな感じがします。
そして一番大きいのは馬主。
馬名からしてお察しだと思いますが、父も所有していた「サトノ」の里見オーナーとのこと。
より一層期待してしまいます。
- デアリングバードの20 牝
姉は史上初の無敗三冠牝馬デアリングタクト。
その下の姉たちはあまり芳しいとは言えないのですが、こちらはドレフォン産駒となります。
ドレフォン産駒は今年の皐月賞でジオグリフが勝つなど、評価がこれから上がっていきそうですが、母は1戦0勝とはいえキンカメ×サンデーなのでドレフォンは相性良さそうです。
どうやら個人馬主に購入されたようなので、情報こそイマイチではあるのですが、こういうときこそ活躍しそうですし、注目していい1頭かもしれません。
姉は2歳女王レシステンシア、兄は京成杯を勝ったグラティアスがいる血統。
母もアルゼンチンの2歳女王ですし、結構な血統です。
そして父はキタサンブラックとなります。
ブラックタイドが父のミッキーブラックも3勝上げているだけに、相性は十分良さそうな気配があります。
馬主は「ジャスティン」の冠で牡馬を走らせている三木オーナー。
ボルトは電撃…ではなく由来は人名らしく、どうやらウサイン・ボルト由来でしょうか。
名前からするとスプリントで走り抜けるイメージですが、キタサンブラックですし距離はむしろ長そうな印象があります。
名前も中々いいですし、POGでは注目の1頭になりそうです。
- オツウの20 牝
姉は先日2勝目を上げたマジカルステージがいるという血統。
父はハービンジャーとなっています。
どうやらこちらもオーナーは母と同じく大和屋オーナーになりそうで、馬名にも期待したいところです。
ハービンジャー牝馬ということで、距離もある程度持ちそうですし楽しみな存在と言えそう。指名するならば下位になるとは思いますが、隠し玉として考えても良さそうです。
- ヴィーヴァブーケの20(ディアマンテブルー) 牡
指名したコニャックこそ未勝利でしたが、それ以外の産駒はすべて勝ち上がっているという血統です。
そしてこちらはサトノダイヤモンド産駒となります。
これまではステゴ系でしたから、ステゴの血が合うのか、サンデー系全般と相性がいいのか微妙に不透明なところがはっきりしそうです。
きょうだいの成績からすると芝中距離で走るでしょうし、期待したい血統です。
- トゥアーニーの20 牝
母はフランスの重賞馬で日本に輸入後の最初の産駒はダイワメジャー産駒の牝馬です。
兄はノックオンウッドという血統で、凄くマイルあたりを走りそうな印象。
馬主はあまり情報が少ないのですが、順調に行ってくれればと思います。
- フォエヴァーダーリングの20(ピヌスアモリス) 牝
姉モンファボリは2勝上げていますが、兄ダノンマイソウルは現時点で未勝利。
それもあって若干評価は下がりそうな気配です。
父はディープインパクトからハーツクライに変わっていますから、一気に変わってもおかしくはなさそう。
育成も順調そうなので、デビューは早いのかなとみています。
- オーマイベイビーの20 牡
半姉クレイドルは素質馬で期待されながらも故障で早期引退になりました。
ただ、全兄はステラヴェローチェという血統で注目は集まりそうです。
馬主はダノックスということですが、藤原厩舎なのでデビューはそこまで早くはないかもしれません。
ただ、兄の活躍を見れば恐らくPOGでも上位人気の可能性はある気がします。
全姉はG1を勝ったラッキーライラックという血統です。
一つ上のPOG指名馬ライラックワインはまだ入厩すらしていませんが、弟は既にゲート試験にも合格。
順調にいけば夏にもデビューできそうな雰囲気です。
因みに馬名はライラックの学名ということで、母名にちなんだ名前。
そういう意味でも応援したい馬でしょうか。
- ロスヴァイセの20(スキルヴィング) 牡
兄はヴァーンフリートという血統。
母はソニンクの一族というかなりの良血です。
父がキタサンブラックということもあり、馬格は中々ありそうな感じ。
血統的に脚元が不安ですが、父も母父もサイズはでかかった上に父はかなり丈夫でしたから母系の体質をカバーしてくれれば十分走れる気はします。
厩舎は美浦の木村厩舎ということで、関係者の期待も大きいんじゃないかなと思います。
- クルミナルの20(プレドミナル) 牡
姉にはククナ、兄はアライバルという良血です。
父はエピファネイアに変わっています。
きょうだいと比較してもクラブの募集価格が高くなっていますし、大当たりするときは大きいエピファネイアというところもポイントが大きい感じです。
この馬は藤原厩舎ということで、栗東の所属になります。
きょうだいとは外厩の環境からガラリと変わるでしょうし、きょうだい以上の活躍も期待していいかもしれません。
- アモーレヴォレの20(ヴェロス) 牝
姉は2連勝を果たし牝馬クラシックの有力候補になるかというところで故障して休養中のロン。
その半妹で、父はブラックタイドに替わっています。
…え?サンデーサイレンスの2×4?
ちょっと不思議な配合をしていますが、いい効果になってくれればいいでしょうか。
育成は順調そうなので期待したいところです。
- ショウナンカラットの20(エルトンバローズ) 牡
ドグマの半弟となります。
こちらはディープブリランテ産駒ということで、Hail to Reasonのクロスは同じでもまた違った傾向になりそうです。
個人馬主なので若干情報量が少ないのですが、バローズの馬ですからどこかしらで走ってきそうです。
まとめ
指名馬のきょうだいを続けて指名することは珍しくないので参考にはなるのですが、意外と思った以上に掘り出し物な血統もあったりと面白い。
あと当然ではあるんですがロードカナロアとドゥラメンテが目立つし思ったよりハーツクライ産駒がいますわね…。
ここから指名する候補が出てくるのか、色々考えたいと思います。