さて、ご無沙汰しております。やよいです。
2023年の競馬は本当にいろいろありました。
言いたいことは…いや浮かばないな。
とりあえずそこの馬の形をした化け物は置いといて、ウシュバテソーロとかデルマソトガケとか、ほんと色々凄かったね…。
さて、今回は仲間内でのPOGの4シーズン目、2022-23シーズンが無事終了しました。
その結果の振り返りとなります。
3シーズン目は目を覆うほどの惨状で、逆襲を誓ったシーズンでしたが…。
振り返っていきましょう。
まず、指名馬紹介の記事を参照程度にリンク貼っておきます。
ドラフト時に参考にしたのは安定の青本。
3年目はそれまでにお世話になった血統を意識してしまったのも敗因だろうなとは思いつつ、結局やってることは変わらなかった。
ドラフト時に指名優先度の評価をしているのですが、その中で最上位評価だった10頭を挙げてみましょうかね。
シリンガバルガリス、ディンディンドン、エゾダイモン、テラステラ、ダノンプレジャー、ヴァンビスタ、エレガントルビー、マンデヴィラ、マスクトディーヴァ、テンペスト
そう、ドラフトで実際に指名したのがこの中8頭とかなり理想通りだったんですよね。
結果?知らんなあ…?
いや真面目にこの中で一番結果出したのが指名してないマスクトディーヴァなの草生えちゃうよね。
では、指名馬について触れていきましょう。
総合順位 4位
追加指名馬で生き延びたパティーンですやん。
確かに昨季6位よりは挽回はしたけど…。
1巡目 ディンディンドン 牡
(父ドゥラメンテ 母ベルアリュールⅡ 母父Numerous)
結果:1戦0勝 賞金180万
大誤算も大誤算でした。
クラシックタイトルを意識してのドゥラメンテ産駒指名でしたが、確かにドゥレッツァが菊花賞を勝利して見込みは間違っていませんでした。
デビューもある程度定まっている状況でしたし、そこまではまあよかった。
…まさか1戦しかできないとは。
デビュー戦は3着。
そのあと態勢が整わず、時間だけが過ぎていき、4月に引退となりました。
未勝利の可能性もあるとはいえ、1戦だけなのは想定してなかった。
そもそも厩舎自体がやっと入厩渋滞の問題がどうにかなってきてそうな印象がある時期だったので和解もしたかったんですけど、結局無理そうです…。
※出資馬が入厩渋滞に巻き込まれた私怨の話
その恨みを持ちながら今年は半妹アドマイヤベルを指名しましたがこちらもちょっと体質が不安なのかなあ。
ただ勝ち上がりをしているのでこちらよりはいいんだけど。
2巡目 マンデヴィラ 牝
(父リアルスティール 母マンデラ 母父Acatenango)
結果:4戦1勝(主な勝ち鞍:3歳未勝利) 賞金821万
まあリアルスティール産駒な上に晩成傾向の強い母系なのでデビューも遅いだろうなあとは思っていましたが4戦で終わるとはなあ。
3歳新馬でデビューして3着から2戦目で勝ち上がりました。
ただその後は休養で秋に復帰、そこから5着→13着と振るいません。
古馬になってからはまた厳しい戦いになりそうな気配はありますが、信じていきたいところです。
3巡目 グランヴィノス 牡
(父キタサンブラック 母ハルーワスウィート 母父Machiavellian)
結果:5戦3勝(主な勝ち鞍:3歳以上2勝クラス) 賞金2640万
キタサンブラック産駒、別に晩成じゃないんですけど母系の影響強いっすね…。
新馬戦を勝ってから臨んだ京都2歳ステークスでは大敗、底から臨んだ青葉賞も負けて夏は休養。
そこから自己条件に戻って2連勝を飾っています。
血統面を踏まえて陣営もじっくり行く方針のようですが、来年の最大目標はジャパンカップということで、かなり大きく出ています。
来年の飛躍を期待したいところですね。
4巡目 エレガントルビー 牝
(父ドゥラメンテ 母ハーランズルビー 母父Harlan's Holiday)
結果:4戦1勝(主な勝ち鞍:2歳新馬) 賞金1160万
色々惜しい結果となってしまった。
そこまでは良かったのですが、やはりターニングポイントは葉牡丹賞でしょうか。
中山への輸送のレースを大敗後、あすなろ賞も負け…そのローテ自体も疑問視されていました。
そして転厩がきまります。
そして矢車賞へ向けて調整中、屈腱炎に見舞われます。
そこで引退ということになりました。
2歳冬のレース選択など色々本当に惜しい。
…ところで、ドラフト指名の時にこう記事に記していました。
ただ、この順位での指名馬は初年度のサトノフラッグが弥生賞を勝った以降は真央のジーナス(未勝利で地方行き)、クレイドル(故障で早期引退)とちょっと振るいません。
なので、できれば丈夫そうな馬を指名しておきたいなと思い、こちらの馬を指名することにしました。
いやドゥラメンテ産駒っていうほど丈夫か?
知 っ て た。
5巡目 ヴァンビスタ 牝
(父Justify 母Vanquished 母父エンパイアメーカー)
結果:3戦0勝 賞金0万
新種牡馬枠ということで掛かり気味に指名したんですがね…。
こちらも大誤算でした。
いや2歳春の時点では結構期待されてたんですけどね。
入厩渋滞の影響もあって中々思うようにいかず年末のデビュー戦。
その後骨折で休養となり、満身創痍(!?)と陣営が言う中出走。
そして3戦目で負けてタイムリミット…。
なるほどなあ、〇外牝馬って難しいなあ…と思いましたね。
まあ単に関係者がうーん…だった気がしますけど。
6巡目 ダノンプレジャー 牡
(父ロードカナロア 母スピニングワイルドキャット 母父ハードスパン)
結果:5戦0勝 賞金0万
ケイアイファームのダノン馬が走るとはいったい何だったのか。
デビューが早そう、からの年末デビューで大敗。
この時点で「あかん」予感はしてましたが。
その後ダートや距離延長や色々試すも結果は出ず。
中央抹消となりました。
その後サラオク経由で高知競馬へ移籍していますが勝ち上がりを決めています。
単に中央のレベルに合わなかっただけなのかなとは思いますね。
7巡目 ビターグラッセ 牝
(父ルーラーシップ 母アンソロジー 母父サクラバクシンオー)
結果:10戦1勝(主な勝ち鞍:2歳新馬) 賞金1340万
ウマ娘の話題に乗って指名した中で選んだ1頭ではありましたが、山口オーナーの3頭では一番活躍することとなりました。
3戦目に勝ち上がって次戦の葉牡丹賞では2着。
ここで期待はしていたのですが、歯がゆい3歳となりました。
陣営もかなり適性を探っている感じがありますし、4歳以降方向性が定まってくれればなと思います。
8巡目 シリンガバルガリス 牡 → セン
(父オルフェーヴル 母ライラックスアンドレース 母父Flower Alley)
結果:13戦2勝(主な勝ち鞍:磐梯山特別) 賞金2610万
まさか3歳で去勢されるとは…そういう意味では想定外でした。
夏の小倉デビューを負けて4戦目で初勝利。
そこから2勝目まで1年を要することとなりました。
3歳春は苦しい中夏の休みに合わせて去勢となりまして。
秋の初戦、小倉の長距離で一定の成果を上げるとそこからは長めの距離を使い、福島遠征での磐梯山特別で勝利。
年末の中山で負けたものの、今後の成長次第ではもっと上を目指せるのでは?と思っています。
9巡目 テラステラ 牡
結果:13戦2勝(主な勝ち鞍:万両賞) 賞金2610万
札幌でデビューも惜しい走りで4戦目で初勝利。
その2着馬はなんで芝で2着なんだろうな…?
底から万両賞を連勝し、3歳シーズンに期待したのですが、まさかそこから未勝利とは。
とはいえ、何というか惜しい走りをする自分のよく知るタイプのモーリス産駒感満載の走りですし、そうなるのも予想は出来たかもしれません。
ただ、時折馬券内に入ってきますし、歯車がかみ合えば…とは思います。
まあ噛み合うより先に矢作厩舎から追い出される心配もあるんですが…。
10巡目 イッツアンドレア 牡
中央未出走
嫌な予感は的中しました。
デビューは3月、船橋未出走のレース。
そこで勝ち上がるあたり能力はあるんだと感じましたが。
その後は2戦をして馬券内ではありますがそこから出走なし。
恐らくこれ体質良くないんだろうなあ…と察します。
11巡目 モリアーナ 牝
(父エピファネイア 母ガルデルスーリール 母父ダイワメジャー)
結果:8戦3勝(主な勝ち鞍:紫苑ステークス) 賞金10340万
追加指名1頭目でした。
開幕週の新馬戦を勝ってからコスモス賞を勝ったものの、3歳春まではマイルに挑み続けて跳ね返される形に。
デビューから騎乗していた武藤騎手から横山典弘騎手に変わって2000mに距離を伸ばしての秋華賞トライアルで差し脚を決めて重賞初制覇となりました。
秋華賞本番では5着でしたが、今後に期待できる走りだったのではないかと思います。
年明け以降はAJCCと中距離を中心とするようで、どうなるでしょうか。
12巡目 ウンブライル 牝
結果:6戦2勝(主な勝ち鞍:もみじステークス) 賞金9070万
2頭目の追加指名はマイルを狙ってだったのですが、重賞戦線では跳ね返される形に。
それでもニュージーランドトロフィーとNHKマイルでは続けて2着と上位の力を見せつけることにはなりました。
ただ、けがで休養となり復帰は2月の東京新聞杯を予定しています。
古馬になってまたの活躍を期待したいところです。
13巡目 カルロヴェローチェ 牡
(父シルバーステート 母スサーナトウショウ 母父ロックオブジブラルタル)
結果:5戦2勝(主な勝ち鞍:白梅賞) 賞金4670万
新馬戦では良血の話題馬チャンスザローゼスを2馬身離しての快勝。
勝ちっぷりを見て指名したのですが、気性との戦いとなりました。
結果的に状態も整わず5戦のみ。
その間に負かしたデルマソトガケは海外で活躍し、ドゥラエレーデは国内外で走り…この馬の評価も上がりはするんですがね。
しかし年末になり帰厩して年明け以降復帰予定。
活躍している同期に負けない走りを見せてほしいところです。
14巡目 レッドソリッド 牡
結果:5戦1勝(主な勝ち鞍:2歳新馬) 賞金820万
新馬戦を勝ったドレフォン産駒で、ロゴタイプの甥という血統構成に惹かれて指名したのですが、そこから先は苦しい戦いとなりました。
重賞で跳ね返され、自己条件でも跳ね返され…。
それでも頑張ってほしい、と思っていたところで転厩。
そして体調が悪く…結果的に診断されたのは腰フラ。
あまりにも無念すぎる競争人生の結末でした。
思えばこの指名順位、これまでダノンハーロックとロンと揃って怪我に悩まされてますね。
うーん…うーん…。
15巡目 フォトンブルー 牡
(父ハーツクライ 母シルヴァースカヤ 母父Silver Hawk)
結果:8戦1勝(主な勝ち鞍:2歳新馬) 賞金2021万
兄マンインザミラーでこの血統は指名しないとか考えていたのに新馬戦で勝ったのを見てつい指名してしまいました。
父がハーツクライということでシルヴェリオの全弟となるため、そちらよりは体質若干マシな気がしたのも理由ではあります。
あとキーファーズが馬主じゃないのもね…。
とはいえ新馬勝ちを決めてからはパッとしません。
色々適性を探っていたのですが9月にダート初戦で見事タイムオーバーに。
底から休養中となっています。
コンスタントに走られれば賞金は持って帰ってきそうな馬なだけに、惜しいところですが…。
16巡目 ビッグシーザー 牡
(父ビッグアーサー 母アンナペレンナ 母父Tale of Ekati)
結果:10戦4勝(主な勝ち鞍:マーガレットステークス) 賞金7520万
短距離路線の馬を指名するのは数を稼いでくれることもあるのですが、それが上手くハマった馬でした。
一つ上のグットディールに続いてのビッグアーサー産駒の指名でしたが、珍しく未勝利戦勝ちからの指名でした。
まさかそこから4連勝をするとは思いませんでしたが…。
そこから葵ステークスはもろたで!と意気込んでいましたがそこから歯車が狂い…。
重賞一つくらい取れると思っていた3歳シーズンに取ることはありませんでした。
ただ、最後の京阪杯で初コンビだった坂井瑠星騎手が年明けもコンビを組むようなので、そこで重賞を狙いに行ってくれればなと思います。
17巡目 タイセイクラージュ 牡 → セン
結果:8戦1勝(主な勝ち鞍:2歳新馬) 賞金960万
府中の新馬戦を勝ったサトノクラン産駒、この週は矢作厩舎の3頭が揃って激走しており、その1頭でした。
血統的にも府中で走れるのなら…と期待をかけたのですが次走の萩ステークスで掲示板に入ったのが最後。
それ以降は気性の悪さもあり一桁着順にすら中々やってきません。
それならばと去勢をしたものの、そこまで大きく変わったわけでもなく。
何というか適性すらつかめない3歳シーズンとなってしまいました。
現状だとどう打破できるのだろうか…。
18巡目 エイムインライフ 牝
(父Kitten's Joy 母エリシェヴァ 母父Smart Strike)
結果:5戦1勝(主な勝ち鞍:2歳新馬) 賞金700万
スプリンターズステークスを勝ったジャンダルムの姪にあたる血統で、そこから指名でした。
指名時はやはりスプリント路線を意識してだったのですが、マイル付近を走っていますね。
まあおじの成長曲線も考えるとこれからなのかもしれませんが…。
9巡目 ダークブロンド 牝
(父ハービンジャー 母モンローブロンド 母父アドマイヤベガ)
結果:9戦1勝(主な勝ち鞍:2歳新馬) 賞金1071万
ソニンク牝系のハービンジャー産駒でジャンカズマの全妹に惹かれての指名でした。
ただ、その後は勝ちからは遠のき、苦しい戦いに。
追加指名新馬勝ち馬あるあるの状態に陥っていますね…。
距離を伸ばすなど工夫していますが今後何かしら結果が出ればいいんですけどね、果たして…。
10巡目 ライトクオンタム 牝
(父ディープインパクト 母イルミナント 母父Quality Road)
結果:6戦2勝(主な勝ち鞍:シンザン記念) 賞金5080万
ディープインパクトラストクロップの1頭をラストに指名することができました。
2連勝でシンザン記念を制覇したものの、その後は世代の壁に跳ね返される形に。
復帰戦のターコイズステークスでは久しぶりの掲示板に入り、今後状態を整えられれば復活する可能性を秘めている気がします。
まとめ
結果的に稼いだのはモリアーナ、ウンブライル、ビッグシーザーが上位でした。
ドラフト指名ではテラステラが一番稼ぐ形となり、やはりドラフトが下手なのかというところ。
まあ翌シーズンはドラフト指名馬もそこそこだし…と思い期待していきたいとは思います。