どうも、やよいです。
先週、秋っぽいとか言いましたが、正直既に晩秋みたいな機構になってませんかね…。
ねえ、令和ちゃん…極端すぎない…?
と言いたくもなる気候ですが、今週は菊花賞。
クラシック最後の一つを争うレースとなります。
既に先週の時点で牝馬牡馬共に三冠を分け合う形になることは確定していたのですが、春のクラシック戦線を賑わせた馬と夏の上り馬が激突するという一戦、果たして。
先週は非常に書くのもしんどいなというところですが、書いている人は単純な思考回路なので、今週は若干テンションが高いかも…?
それでは今週のレースを振り返りたいと思います。
応援時の個人的ルール確認
私の指名馬が出走する際は、応援馬券を購入することにしています。
※応援馬券とは
1頭の単勝式・複勝式の馬券を、セットで同額購入できる馬券。 -JRA 競馬用語辞典よりjra.jp
今週のレース
☆2歳馬
コンクパール 24日(日) 阪神8R 1勝クラス・なでしこ賞(ダート1400m)
前走は小倉の不良馬場とはいえレコード勝ちでダート替わりを勝利し、栗東所属ながら初めて地元の阪神での昇級戦となりました。
しかし、前走から300mも短縮する形となり、果たしてどうなるかな?といったところ。
そもそも1週ずらしてのレースですから、勝ち負けしてくれればいいかなというぐらいで見るべきかなあと思いますが…。
相手関係はラニ産駒のリメイクや同条件で勝っているシダーやセキフウあたりがライバルになりそうです。
序盤から先行する展開。
3番手のまま直線に入ると、先頭を走る…のですが、イマイチ伸びが足りない印象。
後ろから2頭が追いついてきて、入線の手前で両側から差されて惜しくも3着。
なんとも言えない結果になりました。
…いや、そもそも基本的にどのレースも先行して突っ切っていくレース運びで、勝ったレースはともかくそれまでの2戦も差されていたことから直線では伸び切れないタイプなんでしょう。
前走は不良馬場も味方した…とみるのがよさそうです。
ただ、それでもしっかり馬券内に入るなど能力は高いのは間違いなく、展開が向けば2勝目は遠くなさそうです。
☆ 3歳馬
ダノンハーロック 24日(日) 阪神7R 3歳以上2勝クラス(ダート2000m)
前走後、レパードステークスに向かっていたものの裂蹄により回避し、休養を挟んでの復帰戦となります。
まあ、恐らく回避していなければ上位人気していたとは思いますが、条件戦となるここでしっかり勝てれば大きいところです。
今回は大外枠ですから、うまく走れれば十分勝機はありそう。
余談ですが、隣の枠の馬はダイワメジャー産駒ダディーズメジャー。
…あっ、ダディーズビビッドのお兄ちゃんやんけ!!!ちょっと応援したくなって困るやつやん!
序盤から2番手につけるという形。
先頭は途中で変わるものの、崩されることもなくしっかりついていきます。
そして直線に入ると一気に抜け出してそのまま危なげなくゴールイン。
3勝目となりました。
それにしても、直線に入ってからは全く心配することもない完勝でした。
体質的な問題もありますが、使い詰めするよりはある程度休ませたほうがしっかり走ってくれるタイプかもしれません。
次走も勝ってオープン入り、と行きたいところでしょうか。
タイトルホルダー・グラティアス 24日(日) 阪神11R G1菊花賞(芝3000m)
牡馬クラシック最後のタイトル。
皐月賞馬エフフォーリア、ダービー馬シャフリヤールはそれぞれ中距離路線を目指すことで回避。
本命不在のままトライアルレースを迎え、混戦模様の本番となりました。
そして出走する指名馬2頭は共にセントライト記念で惨敗。
正直不安要素しかない本番です。
とはいっても、前走から鞍上は横山武史騎手と松山騎手で継続騎乗なのは大きいかなとは思います。
やはり本命は神戸新聞杯を勝ったステラヴェローチェ。ただ、このレースは不良馬場でしたし、重い馬場でこその馬なのでは、と不安要素もあります。
またレッドジェネシスやオーソクレースも有力候補で、間違いなく中心になりそう。
とはいえ、どの馬も未経験の距離かつ今年は阪神開催。
京都以上にスタミナを求められるだけに、どういう展開になるかが注目なところです。
レース序盤からタイトルホルダーが先頭に立つ展開。
グラティアスもそれについていく形。
しかし、1000mの時計を見て驚き。
60秒ほどで思ったよりも早いペース。
しかしこれが既に術中にはまっていた証拠でした。
次の1000mでは65秒としっかりペースを落としており、なんか違和感を覚える人も多かった様子。このあたりで1ハロン14秒台の時計もあるなど一息入れるタイミングもあったようです。そう、これが決め手になるのですが…。
4角付近ではさすがに差も縮まってましたが、直線に入ると一気に差を広げます。
この時点で「これは決まったか?」と思わせるほど。
しかし後ろからも追い上げはきます。
…が、何のその。終わってみれば2着オーソクレースとは5馬身差の圧勝でタイトルホルダーの逃げ切り勝ちとなりました。
さて、語りたいことはいくつもあるのですが、やはり勝ち方でしょうか。
レース直後から「セイウンスカイの菊花賞を彷彿とさせる」ということは言われています。
実際、セイウンスカイも序盤から逃げて中盤ペースを緩めながらレースをコントロールし、そのまま逃げ切るというレース展開。その鞍上は横山典弘。
そう、まさに父親のようなレース運びでの勝利ということに。ついでにゴール後のガッツポーズも父親そっくり。
馬に関してみていくと、やはりタイトルホルダーは前評判の心肺機能の優秀さをはっきりと見せつけた形になったのではないでしょうか。
加えて、牧場の坂路の山の上に登ったという逸話もあります。
因みにこれまで山の上に登ったのはスマートファルコンやマツリダゴッホという名馬。
それだけ強靭な心肺機能を持っていると考えられますし、今回のPOG期間は来年の年末までですから姉のように菊花賞などを狙っていくことも可能じゃないかと思います。
POG指名時にも触れていましたが、ぶっちゃけ父ドゥラメンテだし距離はどうかなと考えていました。
それだけに、能力を発揮して勝ったのは純粋にうれしいです。
実際、他の馬が3角から4角で手綱を動かしていた中唯一手綱を動かしていませんでしたし、鞍上のペース配分も絶妙だったとはいえ見事な走りだったといえそうです。
そして、8月に早逝した父ドゥラメンテの現役時代の忘れ物を拾う形になりました。
長距離でしっかりと走っただけに、来年以降は春の天皇賞が視野に入るでしょうし、中山2500という条件となる有馬記念も目指すかもな、と思います。
一歩グラティアスも中盤まではしっかりついていったのですが、直線でさすがに踏ん張りきることが出来ず、後続に抜かれて結果的に15着と大敗という結果に。
とはいっても、セントライト記念の負け方から見て「マイルから中距離のほうが向いているのでは?」と感じていましたし、大敗は予測できたところです。
とはいえ、まずはゆっくり休んでほしいところです。
正直、いろんな感情が込み上げるレースとなったわけですが、今年の牝馬も牡馬もクラシックは本当に劇的だったと思います。
牝馬は白毛初のクラシック馬にゴールドシップ産駒初のG1・クラシック勝ち、そして両親がともに三冠馬、初の母娘の秋華賞制覇。
牡馬はエピファネイア産駒初の牡馬クラシック制覇、兄の取れなかったダービー、そして父に捧げる初のG1タイトル。
昨年も無敗の三冠馬とドラマはありましたが、それに劣らぬものだったと思います。
そして、既に短距離からマイル路線では3歳馬が躍進していますが、中距離以上でも更なる躍進が楽しみです。
…まずは来週の天皇賞のエフフォーリアですかね。
☆4歳馬
なし
来週走るからセーフ(?)
POG順位
21-22シーズン
先週から順位変わらず1位。
ポイント加算によって10000ポイントを超えました。
まあ、2歳重賞戦線で抜かそうなラインですけど。
20-21シーズン
先週から変わらず1位。
ここで一気に加算したことで、ほぼ決まりな気も。
…いや、余裕ぶるのは早計だな。
因みにここにきてオーソクレースが2着だったこともあってむさしさんが2位に。
今後の展望
- ディーンズリスター
無事にゲート試験に合格しました。
…ついでに繋靭帯炎の再発が発覚しました。
/(^o^)\ナンテコッタイ
多分デビュー早くても来春になるやつやん…。
- スパイダーバローズ
前走後、在厩のままなので続戦になりそうです。
正直力不足なのは否めないのですが、ローカルあたりでとりあえず勝ち上がりを狙うのでしょうか。
- ヴァラダムドラー
前走後、在厩のままで続戦も考えている様子。
因みに馬体も大丈夫とのこと。わかってたけど結構タフやな。
そしてダートも視野に入れているようですが…。
- モンゴリアンキング
こちらも前走後、在厩のまま。
続戦となりそうです。
さて、どこで使うでしょうか…?
- ベヴィアーモ
放牧中ですが、来月の福島2000mを目標にしているとのこと。
1200→1400ときて一気に距離を伸ばすな…?
確かに中距離は向いていそうですが、どこまで成長しているかな…?といったところ。
- ドグマ
帰厩しました。
そして、次走はまさかのデイリー杯、鞍上は武豊騎手。
そういえばドーブネがこちらを回避したので空いているとはいえ、まさかの展開です。
相手関係は既にレベルが高そうですが、もともとデビュー時に柴山騎手に「マイルが向いている」と言われていた馬。
それだけに、マイルでのこの馬の力を図るにはいいレースかもしれません。
- ソダシ
先週の秋華賞の後、ぐらついていた歯を抜いたようです。
というか、そもそも生え変わりの時期と被っていたようなので、人間の乳歯がぶつけたときにぐらついて抜けたのと似たような感じなのかも。
なので、歯に関しては一安心といったところ。
もちろん敗因はそれだけではないと思いますが…。
そしてまだ在厩ですが、果たしてどうするのでしょうか…?
- ダディーズビビッド
先週は惜しくも3着でしたが、続戦となりそう。
次走はオーロカップということで、そろそろ…といったところでしょうか。
- ノックオンウッド
先週のレース後、在厩しています。
流石に休ませるかとも思いましたが、続戦になりそうです。
- モンファボリ
帰厩しています。
そして次走は来月の阪神1400mをルメール騎手の予定とのこと。
鞍上を確保してきたということで、陣営は勝負所と踏んでいるのかもしれません。
追い込みができるようになっていますし、確かにルメール騎手とは合うかも…?
- ファーストフォリオ
来週のスワンステークスに登録されています。
今回は珍しく除外される心配もなさそう。
そして鞍上は…藤岡康太騎手。
- シルヴェリオ
栗東に帰厩したようです。
そして体重は556キロと前走から60キロも増やしています。
ハーツクライ産駒ですから、これが覚醒のきっかけになれば面白いですが…。
- ラヴユーライヴ
前走の後放牧に出されています。
惜しい走りをするんだけど…な感じですし、まずはしっかり休んでほしいところ。
- バトーデュシエル
帰厩しています。
このタイミングですし、阪神で走りそうです。
一口出資馬の話
2歳馬から。
エルデスペラードは移動後、乗り込み始めていますが、成長が遅いイメージとのことで、まだしばらくかかりそう。
エレディターレもオリエンタルキングもゆっくりめに進められています。
3歳馬のロックオンエイムは調子が上がりつつあるようで徐々に…といったところのようです。