鼠の気ままに馬ライフ

POGや一口馬主など、競馬にまつわる話をしていきます。

POG2021-22に向けて気になる馬名をリストアップしてみた。

さて、ご無沙汰しております。やよいです。

 

あと半月ほどでPOGの新シーズンは始まりますし、もうすでにドラフト指名候補は決めた!という方もいることでしょう。

世代でも何千頭もいる中から、おおよそ10頭の指名馬を出すため候補を絞っているのも、中々難儀なものです。

私もPOG歴2年ぐらいのもので、やっているのは3回目ですが、やはり大変です。

 

 

 

さて、前回、前々回と18年生まれの世代の重賞馬、去年からのG1馬といった馬のきょうだい馬をリストアップしてみました。

 

 

nezuminopog.hatenablog.jp

 

 

 

 注目馬を見ていくと、血統的な意味でも中々面白い存在が多いですが、

昨年も別の切り口ということで、馬名で見ていきました。

  

nezuminopog.hatenablog.jp

 

血統的な意味でではないので、普通に良血の馬もいたとはいえ、昨年こちらで取り上げた中ではアカイトリノムスメとタイトルホルダーがクラシックで活躍しています。

ある意味馬名で指名するのはアリなのかもしれません。ただちゃんと血統を見たうえでですけど。

 

ところで、この記事では触れていなかった(馬名登録が参考にしている青本の付録リストに間に合っていないため)中でも珍名としか言えない馬が昨年はデビューしていました。

例えば、早期デビューした「プリンニシテヤルノ」でしょうか。プリンをよこせなの~。

いまだ未勝利ですが、勝ち上がって将来みやこステークスに出てほしい存在です。いや、あの子も普通に良血なんですけどね。

地方では大井でサバノミッソーニというサバの味噌煮が由来という馬が登場。ミッソーニと伸ばすことでイタリア語ぽくておしゃれです。

他には「スモモモモモモモモ」と言いづらい名前など…。

 

 

 そんな珍名っぽい馬の中で、気になった馬を紹介していこうと思います。

 

※因みに中の人は青本買いました。

 

 

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※ピックアップについて

今回ピックアップするのは個人的に気になった名前の馬。

五十音順で触れていきます。

際限なく挙げていくと多分記事が2分割ぐらいされなけないため、20頭に絞りたいと思います。

※名前でチョイスしているので、中央ではなく地方競馬で走る可能性のある馬もいるかと思いますのでそこはご了承を。

とりあえず気になったら調べてください。

 

 

由来は「聖母マリアへの祈祷の言葉」。まあ由来としては普通ではあります。

ただ、気になったのは馬名もですが、その血統。

エルメスショコラは父アドマイヤムーン、その母父アグネスタキオンという血統。

そう、母はサンデーサイレンスの3×3のクロス持ちなんですが、ここで父を見てましょう。

コパノリッキーゴールドアリュールの後継種牡馬、つまり父の父がサンデーサイレンス

…えっ、3×4×4のクロス…?

流石にここまでサンデーサイレンスで重ねるのは珍しいですし、そういう意味では面白い存在です。

 

由来なんて調べるまでもなく「松田聖子じゃねーか」って突っ込んでしまいました。

父は芝やダートでG1馬の仔を輩出し、昨年亡くなったシンボリクリスエス

半兄は父ペルーサ種牡馬としてデビュー前に失格の烙印を押されてしまいながらも、門別で再起を図りそこからヒヤシンスステークまで3連勝のラペルーズがいます。

入厩先は父シンボリクリスエスも在籍していた藤沢厩舎。来年2月に定年に伴う解散となる厩舎ですが、そこに預けるということはかなり期待を持っている証拠でしょう。

恐らく主にダートを走るのかな、とは思いますが兄のような強さを見せてほしいところです。

 

まあアップデートするってことなんでしょうな、という感じの名前。

母はステイゴールド産駒ということで、サンデーサイレンスの3×4の奇跡の血量が発生しているほか、マルゼンスキーの5×4のクロスも発生しています。

エピファネイアの母父スペシャルウィークの母父がマルゼンスキーですからね…。

そういった意味では、今はやりのウマ娘ユーザーも目を付ける血統な気がします。

因みに全兄リスペクトも2勝を挙げていますし、この組み合わせは案外いいのかもしれません。ドラフトなら下位指名で…といった感じでしょうか。

 

母ヒアルロンサンですべて片付いてしまった。

因みにうえのきょうだいは「シットリ」「モッチリ」。

もう完璧な流れとしか言えない。

因みに母母父はラムタラです。ラムタラかあ…。

 

まあもうあれなんだろうな、由来なんて考えなくても予想できるやつ。

因みに母は未勝利ですが他のきょうだいは地方とはいえそこそこ勝っているので、ある程度は期待できそうな血統です。

ただ、ダートだろうし地方で走るかなあ…?

 

2文字の馬名はたまにいますが、よりによってこんな馬名で行こうとよく思ったな…。

ただ、セレクトセールで落札したのは先日亡くなった岡田総帥こと岡田繁幸氏。

血統としてもキタサンブラック産駒ですし、クラシックも意識できそう。

…なのですが、生前の総帥は道営で送り出すつもりだったようなので、あれこれ中央で走らない…?

 

由来はご存じアメリカ大統領の専用機。

リヤンドファミユオルフェーヴルの全弟で、元々クラウドファンディング種牡馬入りしたため、産駒も少ないのですが母父タイキシャトルで面白い血統。

母の産駒はあまり結果を出せていないものの、ここで一気に…と行きたいところです。

 

可愛いは正義だもんな。

父は新種牡馬イスラボニータという血統ですが、どうだろう…ダートで走りそうな気が。

遅生まれの牝馬ですし、本格化は先な感じです。

 

去年もあった鬼滅の刃モチーフの馬名、今年もちらほらありましたが、そういえば冨岡さんはいなかった。

由来は「人名」。うんまあ人名しか言えないよな…。

父はリオンディーズで、地味ながらそこそこ産駒が走っている印象。

きょうだいの戦績は特筆することはないものの、ここで大物が出てきてもおかしくはなさそう。

 

よくこの馬名通ったな??????

由来は「金鯱の奇跡」。うん、まあそうだろうけど。

父はキンシャサノキセキ。娘はキンシャチノキセキ。紛らわしいことこの上ない。

こんな馬名だし名古屋競馬場で走るんじゃ?と思いましたが栗東に入厩する予定なので間違いなくJRAでデビュー予定。

中京デビューだったら面白いですね。

 

昨年一部で話題となった某不動産会社に関連するワードですよね。

なんだこの馬名は…。

一体誰が馬主かと思えば、大田恭充氏。

…ガジコパパならしゃーないわ。

血統的には悪くないので、走ってくれると面白いところ。

 

サーバルちゃん!?サーバルちゃんけいばじょうに行ってたけども…。

そんな冗談はさておき、恐らく父ディスクリートキャットからの連想でしょうか。

きょうだいは中央地方含めても勝ち上がり率は高いですし、みゃみゃみゃーな走りを見せてくれそうです。

 

もうこれスーパーやんジャスコっぽい感じのBGM流れてきそう。

…と言いたいところですが、まあ恐らく父ジャスタウェイの娘でジャスコでしょう。

母はイイナヅケ…

…って、これ大和屋氏の馬じゃん。

母イイナヅケは将来のジャスタウェイのお嫁さんとして迎えられたという経緯を持っています。

その初仔がこのジャスコ

ハーツクライアドマイヤベガのニアリークロスで、サンデーサイレンストニービンのクロスが入っているのが特徴的。

一体どのような走りを見せてくれるでしょうか。

 

母マスクオフという時点で注目せざるを得ない。

トゥーフェイスも1勝馬ながら、新馬戦以外は好勝負を続けており、父モーリスからハービンジャーに変わったことがどう影響するか楽しみ。

ある意味今の世の中にあっている名前ですし、面白い存在です。 

 

昨年は鬼滅の刃にならった馬もいましたし、今年もいましたが、その流れだとあれでしょうか、宿儺…呪術廻戦かな?

ホッコータルマエは産駒もダートで活躍していますし、母マイネリスペクトは地方馬ですが18勝も挙げているタフな馬。

親譲りのタフネスさを見せてほしいところです。 

 

由来はかの有名な哲学者ソクラテスですね。

一つ上の全姉はカタリーナという名前。

可愛らしい名前とは裏腹に血統はサンデーサイレンス3×3にトニービン4×3。

重すぎないか…? むしろ次の代への布石に近いものがありそう。

…そう、昨年の気になる馬名の記事で紹介したあのカタリーナの全弟です。 

つまり、菊花賞2着でアメリカJCを制した アリストテレスの半弟となります。

昨年の今頃はまさか菊花賞でコントレイルをあそこまで追い詰めることになるとは思っていませんでしたし、春天こそ残念でしたが中距離なら十分強そう。

その弟ですし、POGでは人気になりそうです。

 

恐らく今回の記事で最も有名なのがこの馬でしょう。

昨年大井競馬でデビューしたサバノミッソーニ

それに似た名前で登場したのがこのブタノカックーニです。因みに両馬の馬主は別です。

父ばビッグアーサーと祖父がサクラバクシンオーがいるのに加えて母エルモアレッサはそのさらに母父にアグネスタキオンがいるという血統。

そしてもっと言うならば、4代前の母マンファス。つまり、牝系でいえばキングカメハメハと同じ血筋が入っているわけです。

血統的に見てもかなり深みのある面白いもので、名前先行とはいえ良血ですから人気が出そうですね。

 

競走馬は「〇〇号」と称されるのですが、それを当てはめると「マジックミラー号」となります。

あかん、完璧にあかんやつやん。

しかもウインバリアシオン産駒。半姉にはデラベッピンがいます。

どうやら馬主が温めに温めていた名前らしく、ここで!という感じの様子。

そんな馬主とは大田恭充氏。

 

…まあガジコパパならしゃーない。

 

 ユカリサン!?ユカリサンナンデ!?

アルデバラン2は現在青森の馬産地で活躍しており、近年は地方で走っているのでこの馬も地方で走るかもしれません。

因みに母ラブリーバローズはその祖に小岩井農場の基礎輸入牝馬ウエツトセールがいるという日本では歴史のある血筋。

そういう意味ではかなり面白いです。

 

  • ロン(父シルバーステート 母アモーレヴォレ) 牝

 由来はフランス語で「円形」を意味する言葉から。

…ですが、個人的には麻雀用語しか浮かばない。

父シルバーステートは新種牡馬

きょうだいの勝ち上がり率は中央地方含めてかなりのもの。

この馬もかなり期待したいところです。

 

 

 

まとめ

昨年に続いて普通に良血もいました。

馬名で選ぶのでネタっぽいところはありますが、今年もドラフト上位指名から下位指名候補まで検討してもいい馬がそろった気がします。

というか昨年のここで調べた中で指名した馬が複数いるんですよね、自分。

 

 

露出の多い馬を指名したくなりますが、あえてこういうところから選んでみてもいいかもしれませんね。

 

 

 

 

 

おまけ

記事の20頭を選んだ後に見つけた馬をどうしても紹介したかったので追記で紹介します。

 

元々の名前はレオンハート。なんかかっこいい。

そのはずが、名前が変更されたのです、オニャンコポンに。

いや名前一気に変わったな、緩急差激しい。

 

…というか、これもう早く気付くべきでした。

レオンハートにオニャンコポン…進撃の巨人やんけぇ…。

正直字面だけだと力の抜けるような名前ですが、叔父には昨年の毎日杯を勝ったサトノインプレッサがいるという良血。

そう、祖母は海外G1を3勝している名牝サプレザです。

兄も勝ち上がっていますから普通に狙いどころかもしれません。