どうも、やよいです。
19年産の出資馬は3頭おり、2頭は既にデビューしていましたが、最後の1頭オリエンタルキングがとうとうデビューとなりました。
今回はそちらのデビュー戦の振り返りということになります。
オリエンタルキングは父アジアエクスプレス、母アーベントロートという血統です。
父は言わずもがなの2歳王者。ストームキャット系のヘニーヒューズ産駒という良血でした。
この馬が2世代目となる産駒で、現状の成績を見る限りでは芝も走るもののダートのほうが良績と言った具合。
母アーベントロートは社台の名牝系の馬でして、母自身も2勝を挙げています。
ただ、母乳があまり出ないため産駒が小さいとあって割と早いうちに繁殖入りした社台ファームから今のイワミ牧場へ移っています。
その後健康状態の改善された中生まれたアジアエクスプレス産駒がこの馬で、それまでの馬とは違って大きく育ちました。
厩舎は杉山晴紀厩舎で、募集時点で既にデアリングタクトが2冠を制していたのですが、兄のオットを管理していた経緯もあり、調教師から管理を申し出たとのこと。
まあこれがデビューがここまでずれ込んだ原因でもあるのですが…。
外厩に移動したのは昨年の9月と早めだったのですが、出資している側としては予期せぬことが。
まさかの杉山厩舎の登録の枠がないという…。
移動時は年末ぐらいのデビューかな?と思っていたのですが、入厩できたのは3月中旬。
ただ、その分乗り込んだこともあってゲート試験も早く合格することが出来ていました。
直後に足をぶつけてデビュー予定が1週遅れることになりましたけど…。
新馬戦も2か月前に終わったので未勝利戦しかないわけですが、若干デビュー直前になるにつれてトーンダウン気味のコメントが気になっていました。
まあそもそも既にデビュー済みの馬と走るので、有利なポイントのほうが明らかに少ないですし、胸を借りるつもりで挑めるんでしょうけど…。
というわけでレースです。
23日(土) 阪神2R 3歳未勝利戦(ダート1800m)
リアルタイムで見届けたかったのですが、当日は仕事で難しく、あとから映像を見る形となりました。
今回の相手を見る限りだと人気でも上位3頭が抜けていて、オリエンタルキングはまさかの5番人気ながらもオッズは64.2倍…なんだこれ。
パドックでの写真をいただきました。(撮影:やなぎ@一口馬主学生◢|⁴⁶ (@yanagiblog)
様)
ありがとうございます。
レースはゲートの時点でそわそわしていました。
スタートは出負けして遅れたうえ、砂を被るのを嫌がった影響で後ろからの競馬に。
道中はちょっとどうなんだろうという走りでしたが、直線に入ると末脚を伸ばしていきます。
ただ抜け出した人気3頭が大差でゴールするという展開で、馬券内が決まっていた中で6着で、掲示板を惜しくも逃すことになってしまいました。
レースだけを見るとスタートの時点で大分やらかしてしまったなあという感じだったのですが、どうやら道中は今後のことを考えてあえてもう一度砂を被らせたり、外に逃がすことはせず馬の間を走らせたりと工夫してくれていたとのこと。
それを踏まえてレース映像を見返すと、なるほど確かに…といった感じ。
6着だったので優先出走権こそ取れなかったこともありまして、連戦とはいかず一旦放牧に出していくとのこと。
そもそも杉山厩舎は外厩を活用しながら回していくタイプですし、これは予想℃下ろいといったところ。
放牧と言っても次走は中京を考えているようで、恐らく短期放牧なんじゃないかなと思います。
長くても1か月ぐらいでしょうか。
若干馬体も緩めに見えていましたし、競馬を教えたことで次走いい結果を見せてほしいと思います。
まあ、そもそも先生のトーンダウン気味な様子を考えるとかなりいい結果ではあったとは思いますが…。
ひとまずは、京サラの19年産世代の全頭デビューをお祝いしたいと思います。