鼠の気ままに馬ライフ

POGや一口馬主など、競馬にまつわる話をしていきます。

POG2021-22 今週の様子(5月1週目)

どうも、やよいです。

 

春のG1シリーズ後半戦も天皇賞春からスタートとなりました。

天皇賞春は長距離G1として、春を彩るレースですし、POGで活躍した馬も出てきますから楽しみなところ。

そんな当日…。

 

 

 

 

私は阪神競馬場にいました。

いやまた阪神に行ってるのかよ。

 

 

それでは今週のレースを振り返りたいと思います。

 

 

 応援時の個人的ルール確認

 私の指名馬が出走する際は、応援馬券を購入することにしています。

 

応援馬券とは

1頭の単勝式・複勝式の馬券を、セットで同額購入できる馬券。 -JRA 競馬用語辞典よりjra.jp

 

 

今週のレース 

 ☆3歳馬

グットディール 1日(日) 阪神10R OP・端午ステークス(ダート1400m)

前走昇竜ステークスでは惜しくも3着でしたが、続戦という形でこのレースとなりました。

結局出走頭数のうち7頭が出走するという実質リベンジマッチ。

前回の借りを返したいところです。

 

ただ、鞍上がルメール騎手に戻ることに加えて、最終追切がソダシとプルパレイ相手だったとはいえイマイチ。

いい意味で落ち着いてきたのならばいいのですが、少々不安が残ります。

 

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スタートの出は正直言いとはいえず、後方からのレースとなりました。

とはいえ、回復傾向ながら重馬場のダートでは前残りになりやすい状況。

そんな単距離レースではやはり致命的でした

直線では脚を伸ばしはするものの、あと一歩届かず5着でした。

 

スタートがなあ…という感じ。

芝スタートは明らかに不利な要素なのかもしれません。

とはいえ、阪神中京京都のダート1400はすべて芝スタートですし、今後を考えると少し距離を延ばすなどしたほうがいいのかもしれません。

まあ3連戦となりましたし、いったん休養に入りそうな気もしますし、まずはしっかり休んでほしいところです。

 

 

 歳馬

マジカルステージ 30日(土) 福島12R 4歳以上1小クラス(芝1800m)

前走矢車賞はちょうど1年前。

そのあとは休養に入るも中々疲れも取れず、気づけば3歳シーズンも終わっていました。

そんな復帰戦、メンバー的には久しぶりながらも十分勝負できそうな感じです。

さらに加えると2戦目でクビ差で敗れたコスモアシュラも出走するということで、リベンジマッチにもなりそう。

 

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スタート直後から先頭を走るコスモアシュラにつづいていくという展開。

非常にいい位置取りです。

そして4コーナーを過ぎると一気に先頭に立ちまして、そのままゴールイン。

1年ぶりのレースを勝利で飾りました。

 

いやあ、普通に強い走りでした。

去年の今頃、大和屋オーナーもオークスを狙おうとしていただけはありそう。

馬体重こそ大きく増えてはいませんでしたが、力はしっかりついている感じです。

須貝厩舎ですし、今後は北海道滞在でレースを目指す形とかあるんじゃないかなと思っています。

 

 

タイトルホルダー 1日(日) 阪神11R G1天皇賞・春(芝3200m)

古馬王道路線で最長の距離、そして春の大きなタイトルでもある天皇賞

その春のレース、3200mの長距離戦です。

例年ならば京都競馬場、淀のコースですが改修工事に伴って昨年に引き続いて今年も阪神で開催。

しかも今年はフルゲートとなりました。最初で最後かもしれない阪神13200mのフルゲート戦です。

そんな中唯一のG1馬としてタイトルホルダーが出走します。

まあ、それを見るのが目的で阪神競馬場に行ったんですけどね。

 

菊花賞を逃げ切った後、有馬記念からは菊花賞で乗っていた横山武史騎手の兄、和生騎手が騎乗。

有馬記念後は脚元の不安もあって春の出走が危ぶまれましたが軽症で日経賞からのローテに。

その日経賞は状態が完全とは言い切れない中でも勝ちまして、大レースに挑むことになりました。

とはいえ、有馬記念の後の時点でこのレースの最大のライバルは阪神大賞典を連覇して乗り込んでくるディープボンド。

昨年の2着馬ですし、G1勝利こそないものの明らかに格上という見方が強い感じです。

それ以外でも阪神大賞典2着のアイアンバローズや3着シルヴァーソニック、ダイヤもインドステークスを勝って乗り込んできたテーオーロイヤルなどの注目候補が揃い、意外と予想しづらいメンバーがそろいました。

そしてもう一つ、姉メロディーレーンも出走しまして有馬記念以来の姉弟の共演となります。

 

ただ、不安要素はどの馬にもあるのですがタイトルホルダーも十分あります。

まずは天候。当日は雨の予報で重馬場になりそうな感じでした。結果的に晴れ間もあって稍重とはいえ回復傾向の状態でのレースとなりましたが。

そうしてもう一つが鞍上。個人的にはこのブログ内での横山和生騎手への信頼度は今年国内重賞未勝利だけどウマ娘のCMには出る某騎手より上なのですが、それは個人的な話。

世間的には重賞もまだ6勝、G1は11戦未勝利の騎手ではやはり不安のほうが大きくならないほうがおかしいわけです。

つっても一番人気となるディープボンドの和田騎手もG1を8勝していますが、うち7勝がテイエムオペラオー。残り一つはミッキーロケット…あれ今年産駒デビューじゃん???

…という具合に上位人気の馬の鞍上は微妙に心配のある面々。5番人気のヒートオンビートの鞍上は実績あるけど10年前の春天三冠馬で大敗していたような…。

 

まあそれは置いといて、一番問題なのは枠順でした。

いやなんで8枠にすぐ上で上げた有力馬がそろってるんですかね。

タイトルホルダー、シルヴァーソニック、ディープボンドって…。

有馬記念に比べれば大外の影響は少ないにしろ、あまり喜べる場所ではありません。

しかもシルヴァーソニックの鞍上が川田騎手ですから、どういう戦法を仕掛けてくるのかわからない、このレースのカギを握るのはこの馬になりそうだと予測していました。

この記事を読んでいる人はすでにこの後に起こることは知っているとは思いますが…。

 

パドックで元気な姿とメロディーレーンのかわいさを見た後、コースで見ることにしました。

 

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スタートして数秒、ゲートでかぶって見えないところから出てきた時点ですでに1頭ヤネが消えていました。

現地はもちろん騒然。しかもそれがシルヴァーソニック、川田騎手だったこともあり「えぇ…」となってしまいました。

いやちゃうねん、何をしてくるかわからないって、スタートに躓いての落馬のことちゃうねん。

そんな突っ込みをしながらも軽快に走るシルヴァーソニックに安堵しながらレースを見守ります。鞍上は自分も周囲も大して気にしてなかった。

タイトルホルダーはすんなりハナを取り、菊花賞を思い出すような逃げを展開していきます。

最初の正面の直線に入る時点ではしっかり差をつけていたのですが、気になるのはやはりシルヴァーソニック

結構馬群にいるのでかなり周囲は気を使いそうな状況です。

最初の1000mは60秒ちょっとという稍重にしては流れるペースで走りますが、2コーナーあたりで差がつまっていきます。

向こう正面のあたりで差があまりないな…と思ったのですが、すぐそばにいる馬は芦毛の馬体…シルヴァーソニックそんなところにいるの。

内ラチ沿いにいることもあって、前にいるタイトルホルダーはともかく後続の馬はかなり影響しそうな位置。

この時点で、菊花賞の再現が見えていました。

とはいえ、ここからディープボンドが伸ばしてくればやはり厳しいだろう…という中で内回りの3コーナー。

そして直線に入る時点でほぼ上位3頭+αは決まったようなものでした。

そこからは更に差を突き放していきます。

 

 

最後は追い比べ…していたのはシルヴァーソニックだったので実質独走。

これ絶対映像にシルヴァーソニック残るな…と思いながらも最後の、歴史が誕生する瞬間を祈ります。

そして、スタートから3分16秒2、先頭でゴールラインを駆け抜けていきました。

 

タイトルホルダー、古馬G1初制覇となるG1の2勝目、そして鞍上横山和生騎手初のG1制覇を逃げ切りで決め切った瞬間でした。

2着はテーオーロイヤルこそ差したものの7馬身差を埋められなかったディープボンド、そして3着がテイオーロイヤルと終わってみれば久しぶりにガチガチの決着。

…そういや自分が前回見たG1レースのエリザベス女王杯から荒れまくってたような気がするけど…。

 

スタンド前では初のタイトルを取った和生騎手を称える声が挙がり、歓喜の瞬間に包まれた矢先でした。

スタンド前が悲鳴が上がったのは…。

この時は何が起こったのかわからなかったものの、直ぐにシルヴァーソニックが外ラチにぶつかり、転倒していったようだということはわかりました。

大丈夫か…?と心配と動揺が走る観客たち。スタートで落っこちた騎手には全然心配の声上がってなかったのに。

完全に複雑な心境が混ざり合った状態だったので、気づいたら倒れているはずの場所には誰もいなくなってたのだけは把握したのですが、数分して起こされて自分で歩いて馬運車に乗ったという情報を見てほっとしました。

どうやらYoutubeにあがっていた動画を見ると、倒れた後の足の動きは痙攣ではなく単純に起き上がろうとしたけど諦めたのかな、という感じ。

てことは単純に突っ込んで倒れた後は疲れたから一休みしていた可能性が普通にあり得るのか…?

その後の検査でも大きなけがは今のところ見つかっていないということで一安心です。

 

…でタイトルホルダーのほうに戻りましょうか。

レースとしては完全に菊花賞の再現というほかない走りでした。

確かにシルヴァーソニックの存在が後続の馬との着差を広げることになったのは間違いなさそうですが、だからと言って捲られていたとは思えない結果。

菊花賞馬の力を見せつけたレースになったんじゃないかなと思います。

ゴールした後、シルヴァーソニックのことで感情がごった返していましたが、普通に泣きそうでした。

本当にタイトルホルダーの関係者の方、そして横山和生騎手、おめでとうございます。

 

さて、次走はもちろん疲れなども関係してくるとは思いますが宝塚記念を目標にしているとのこと。

今回は破ったディープボンドも視野に入れているようで、早くも再戦となりそうです。

加えて大阪杯こそ大敗したものの昨年の年度代表馬となったエフフォーリアやドバイターフを制したパンサラッサなどのメンバーもそろうでしょうし、なかなか面白いことになりそう。

とても楽しみなところです。

 

 

5歳馬

なし

ちょくちょく入厩してます。

 

 

 POG順位 

21-22シーズン

先週から順位を変わらず5位。

今月中はまあ上がらんやろうな…。

 

今後の展望   
  • スパイダーバローズ

前走の後在厩しています。

どうやら続戦になりそうですね。

 

  • ヴァーンフリート

どうやら来週の府中開幕週のダート1600mを予定しているようです。

芝スタートですし、ここで一気に…といきたいところでしょう。

 

  • エクラノーブル

2月のレース後に骨折が見つかって休養となっていますが、先日調教を再開したとのこと。

順調であれば夏には復帰できそうな感じで、秋華賞に間に合えばいいな…といった感じ。

 

 

  • ルペルカーリア

湘南ステークスに登録されています。

恐らく出走は可能そうですが、やはり準オープンなこともあってメンバーはかなり骨っぽいです。

マイルに短縮しますが、この相手に勝てれば先々にも期待できそうですが…。

 

  • ソダシ

再来週のヴィクトリアマイルに登録されています。

予定通りのレースではありますが、なんといいますか、メンバーが豪華です。

自身含めて5頭のG1馬が揃うということで、かなり注目度の高いレースとなりそう。

 

 

  • ダディーズビビッド

来週の鞍馬ステークスに登録されています。

頭数は多いですが、除外権もあるので通るでしょうか?

通れば十分勝負できるとは思います。

 

 

こちらも来週の鞍馬ステークスに登録されています。

問題は騎手なのですが、どうやら先週の投票時には酒井騎手を予定していたようなので、もしかすると当日もそうなるかもしれません。

まあ有力騎手は府中だろうしなあ…。

 

  • シルヴェリオ

どうやらヴィクトリアマイル当日の弥彦ステークスを予定しているようです。

そして騎手は岩田騎手。パパのほうね。

ちょっといい意味で予想外なところでした。ここで一変も期待したいところです。

 

一口出資馬の話

4歳馬ロックオンエイムは来週のレースに出走予定。

…というところで、走る日は変わらないのですが、内回りを試したいということで本来予定していた1800or2000からまさかの新潟2200となりました。

いやまさかの距離延長…。

そして鞍上はちょっと二転三転しましたが秋山稔樹騎手に、思い切った騎乗に期待したいところです。

3歳馬はオリエンタルキングもエレディターレも放牧に。

エルデスペラードも含めて3頭が外厩となりました。

2歳馬は記事を書いている時点で内容の翌週分の北海道組が更新来ていますのでそちらも含めて。

ということでグランシャスールは既に美浦近郊のジョイナスファームに移動しました。丁度ロックオンエイムも預かってくださっているところですし、安心感はあります。

北海道に残っている3頭は順調そう。少し休んでいたバスドラムガールも調教を再開し始めたようなので心配はいらなそうです。