どうも、やよいです。
あとで触れますが今週は夏の競馬の山場札幌記念。
また、サマースプリントの北九州記念では、ヨカヨカが熊本産馬として、またスクワートルスクワート産駒として初の重賞タイトルを獲得しました。
先週の九州は大雨の被害も大きく、元気を届ける勝利となったのではないかなと思います。
そんな勝利もありましたが、今週のPOG指名馬が出走しました。
というわけで、今週のレースを振り返りたいと思います。
応援時の個人的ルール確認
私の指名馬が出走する際は、応援馬券を購入することにしています。
※応援馬券とは
1頭の単勝式・複勝式の馬券を、セットで同額購入できる馬券。 -JRA 競馬用語辞典よりjra.jp
今週のレース
☆2歳馬
テイエムケントオー 22日(日) 札幌1R 2歳未勝利戦(芝1500m)
前走の新馬戦は、パドックから興奮気味ということもあって体力を消費しすぎた影響もあってか直線でいまいち伸びず5着。
とはいえ、掲示板に乗ったわけですから十分健闘したといえる結果でした。
中1週で出る今回のレースは、もともとデビュー戦の候補であった条件の一つである芝1500m。
前走より距離は伸びますが、もしかすると伸びたほうがいいかもしれませんから、好勝負は期待できるかもしれません。
また、今回は坂井騎手から秋山騎手に乗り替わり。減量騎手という恩恵があれば十分戦えそうですが…。
序盤から先頭集団についていく形。
前走に比べると折り合いもついている様子で、そのまま直線に入ると、後ろから勝ち馬にこそ差されますが、さらに後ろから追い上げてきた馬には抜かせまいと粘り、2着入線。
2戦目は2着という結果になりました。
前走に比べると、レースをある程度覚えたのかなという感じで十分走ってくれましたし、2着は立派じゃないかなと。
ゲートもすんなり出られましたし、走りからすると先行押し切りの走りが得意なのかなーと。
それと、やはり候補の一つだっただけあって距離は伸びたほうがよかったんだなと。
この感じなら、芝マイルでも十分走れそうですし、じきに勝ち上がりしそうだなと感じています。
☆ 3歳馬
マオノジーナス 22日(日) 新潟4R 3歳未勝利戦(芝1600m)
気づけばこの時期になってしまいました。
恐らく最後のチャンスになりそうなこの一戦ですが、コースは新潟1600。
距離はマイルでもいいけど、新潟ってまた直線の長いところを…。
前走の府中で沈んだのに、どうして直線の長いところを選ぶのか…。
想像以上に語るところがなかった…。
序盤から後方を追走する形ですが、さすがに後方すぎた気もしますし、伸びず結果15着。
優先権も果てしなく遠く、ほぼ詰みの状態でしょうか。
とはいえ、血統的には3冠馬の全妹という良血ですし、地方に転出するよりはそのまま繁殖入りかなあと思います。
ソダシ 22日(日) 札幌11R G2札幌記念(芝2000m)
前走オークスの敗北後、秋に向けての始動として選ばれたのは札幌記念。
ただ、メンバー的にも実績のある古馬が多いレースで、自身の適性を図るということもありますし、かなり厳しい戦いになりそう。
特に有力候補は国内ではオークス、海外では香港でG1を勝っているラヴズオンリーユーや3歳で有馬記念を制し、2年前の札幌記念の覇者ブラストワンピースなどでしょうか。
G1馬がソダシ含めて5頭いるというハイレベルな争いとなります。
その中で、ソダシにまつわる悪いデータが複数あり、一つは距離適性、もう一つが大外枠です。
父クロフネの産駒は重賞勝利は1800mまでしかおらず、2000m以上は勝ちがありません。
とはいっても、地方のダートなら関東オークス勝ち馬を多数輩出していますし、洋芝も合うでしょうから、言われるほど札幌2000がダメではないと思っています。
むしろ、ほかのメンバーを見たうえで大外枠というのが痛い。
斤量は軽い分ハンデはありますが、内枠有利でしょうからこのメンバーなら3着争いできれば御の字かなと。
序盤から先頭に追走しレースを引っ張るという展開。
3コーナーに入るころには先頭に立ちますが、外からブラストワンピースが追い上げ、かぶせられそうになります。
ただ、それをさせず突き出した後、直線では先頭を突っ切り後ろからの追走を退け1着入線。
3歳の牝馬として、ハープスター以来7年ぶりの札幌記念制覇となりました。
前走オークスはかぶせられたこともあって折り合いを欠いていたのもありましたが、その反省を生かしたレース運びをできたのが勝因かなと。
とはいえ、ブラストワンピースを抜かせなかった勝負根性は非常に強い。
これで、クロフネ産駒初の2000m重賞制覇ともなりました。
これで秋華賞行きはほぼ確定でしょうし、それ以降のレース選択の幅も広がったと思われます。
秋華賞の走り次第ですが、エリ女や来年の天皇賞秋も走れるかも、という可能性を見せたのは大きいところ。
というか、秋のローテ本当にどうするんでしょうかね…。
モンファボリ 22日(日) 札幌12R 2勝クラス・手稲山特別(芝1200m)
前走は勝利を逃しましたが、1年前に比べると走りは格段と良くなっています。
鞍上は直前の札幌記念を勝った吉田隼人騎手ですし、勢いそのまま勝利を期待したいところ。
能力的には十分その力はありますし。
序盤は後続集団につけるという展開。
そして直線に入ると、一気に末脚を伸ばしていきます。
…なんか斜行しているけど。
それでも伸びは鋭く、差し切れませんでしたが2着入線。
惜しい走りでした。
さて、問題は直線の走り。
やはり改めてみてもしっかり斜行してしまっています。
結局、3頭を巻き込んだということで、吉田隼人騎手は開催4日間の騎乗停止処分となりました。
まあ重いです、これは当然そうなるけど。
しかし、これだけの走りができますし、遠くないうちに2勝目ができそうな感じです。
☆4歳馬
なし
POG順位
21-22シーズン
先週から変わらず1位。
なんだかんだポイント加算できました。
20-21シーズン
先週と変わらず1位。
ここでポイント加算したのは非常に大きいです。
今後の展望
- スパイダーバローズ
先週の新馬戦では3着となりましたが、放牧に出されています。
ゲートのあたりも踏まえると成長すれば勝ち上がりは十分可能でしょうし、成長に期待したいところです。遅くても秋までには2戦目になりそうな気がします。
- クレイドル、アライバル
共に来週の新潟2歳ステークスに登録されています。
メンバー的にもこの指名馬2頭とセリフォスを含めた3頭が人気の中心になりそう。
クレイドルは今週も小倉で騎乗していた福永騎手が、アライバルは基本的にこの時期北海道に滞在しているルメール騎手が新潟に来るほどで、評価はかなり高そう。
とはいえ、2歳のこの時期ですしどんな結果になるかは想定つきませんが…。
- コンクパール
帰厩しています。
このタイミングで帰ってきたということは、3歳未勝利戦が終わった後の中京あたりを狙うかもしれません。
次はダートでしょうか…?
- モンゴリアンキング
先週の新馬戦では快勝しましたが、放牧に出されています。
となると、復帰は秋になりそうな予感。
阪神の2歳オープンレースあたりを狙う感じになりそうです。
- ヴァ―ンフリート
頓挫はあったものの、歩様は十分回復しているようで、順調なら年内には復帰できそう。
新馬戦のメンバーにも勝ち上がりは出ていますし、能力の高さは感じられますし、焦らず復帰を目指してほしいところです。
- アライバル
こちらは新潟2歳ステークスに向けて帰厩済み。
追切をしていますが、トモがペタペタしているとの印象らしく。
まあ、ハービンジャー産駒だしなあ…とは思いますが。
- ロン
次走は野路菊ステークスとなりました。
なるほど、ここで中京を試すことで後々に生かしていく感じになりそう。
ただ、どうやらデビューを鮮烈に勝ったフィデルも出走予定とのことで、手ごわい相手と当たることになりそうです。
- ドグマ
先週の新馬戦を受けて追加指名しました。
詳細は指名馬紹介記事にて触れますが、キタサンブラック産駒とは思えない追い込みにに、ふらふら走るというところの成長性を踏まえて期待したいところでの指名でした。
牝系も、ベガを輩出するなど優秀な血統ですし、中距離以上で活躍が期待できます。
ただ、騎乗した柴山騎手はマイル向きとの見解を出しており、あれ…?とは思っていますが、2000くらいは十分対応できそうだと思います。
- マンインザミラー
前走後、放牧に出されています。
タフなレースになりましたし、まずは疲れをとってほしいところです。
- ダディーズビビッド
来週の朱鷺ステークスに登録されています。
登録メンバーでは唯一の3歳で、斤量面では有利に働きそう。
問題はフルゲート越えてるくらいでしょうか…。
- ロシアンサモワール
先週は惨敗となりましたが在厩のまま。
続戦になるでしょうか?
- ファーストフォリオ
再来週の日高ステークスに出走予定ですが、当日騎乗予定の吉田隼人騎手が騎乗停止となりました。
よって乗り替わりが確定しましたが、誰になるでしょうか…。
- ラヴユーライヴ
来週の支笏湖特別に登録されています。
ただ、登録頭数が多いためまずは抽選突破になりそうです。
- バトーデュシエル
来週の小樽特別に登録されています。
こちらも抽選突破が必須ですが、出走すれば十分走ってくれる期待感があります。
あと鞍上継続騎乗してほしいところ…。
一口出資馬の話
まずクラブとしての話ですが、アイヴォリーアイが未勝利戦を勝ち、クラブの世代2頭目の勝ち上がりとなりました。
前身から勝ち上がり率が非常に低いクラブでしたが、ここで世代2頭目の勝ち上がりが出たのは大きいところ。
2歳馬もデビュー済の馬も募集価格の割に堅実に走っているので、回収率としては十分期待できそうです。
一方出資している馬ですが…。
2歳組はオリエンタルキングが育成先の坂路で12秒を出しています。
かなり順調そうです。
ほかの2頭もじっくり進められている様子。
3歳組は、ロックオンエイムがディアレストクラブから直接美浦に帰厩し、来月の中山に向けて調教を進めていくようです。
ラウディは来週の小倉に出走予定とのことで、恐らくこれがラストチャンスになりそう。