鼠の気ままに馬ライフ

POGや一口馬主など、競馬にまつわる話をしていきます。

POG2021-22 今週の様子(8月3週目)

どうも、やよいです。

 

変則的な開催を経て、札幌と小倉に再び舞台が移ることになりました。

そして、3歳の未勝利馬にとっては最後の1か月間の戦いとなっていきます。

生き残りをかけた戦いは非常に気になります。

 

が、それは置いといて、やはり大雨のことが大事でしょう。

福岡でも週末にかけて大雨が続きまして、洪水被害などが出ています。

ぜひ気を付けていただければと思います。

 

 

では、今週のレースを振り返りたいと思います。

 

 

 応援時の個人的ルール確認

 私の指名馬が出走する際は、応援馬券を購入することにしています。

 

応援馬券とは

1頭の単勝式・複勝式の馬券を、セットで同額購入できる馬券。 -JRA 競馬用語辞典よりjra.jp

 

今週のレース 

 ☆2歳馬

モンゴリアンキング 14日(土) 札幌5R 2歳新馬戦(芝1500m)

父はシュネルマイスターの活躍で注目されている欧州の人気種牡馬キングマン

そういう事情もあって、洋芝の札幌1500mのデビューとなったのかなと。

距離は中途半端な気はしますが、まさに去年のシュネルマイスターと同じ条件ですし、実質芝マイルみたいなものを思えば良さそう。

さて、人気に関しては明らかに注目を集めて1番人気。

どういった走りを見せてくれるでしょうか。

 

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スタートよく、序盤から先頭の後ろにつけるという形に。

そして4コーナーでトップに立つとそのまま直線に入り、粘る展開となりました。

後ろから一気に差を詰められ、ヒヤリとしますが無事1着で入線。

新馬勝ちとなりました。

 

最後は差されそうになって1馬身差で勝つという着差で、手ごたえはあれ?な感じがしたのですが、時計を見ると道中1ハロン12秒を切る時計で推移していることから、むしろタフなレースだったようです。

そして勝ち時計はなんと2歳コースレコードタイというもの。

着差以上に強い勝ち方をしたのかもしれません。

 

ここで勝ったということで、かなり余裕をもったローテを組むことが出来そうなのは大きそうです。

次はどうするでしょうか。札幌2歳ステークスあたりにだすか、はたまたサウジアラビアロイヤルカップあたりを狙うか…という感じになりそうです。

 

 

スパイダーバローズ 15日(日) 小倉5R 2歳新馬戦(芝1800m)

半姉は2歳女王レシステンシア、全兄に京成杯勝ちのグラティアスがいるという血統。

これまでデビューしたきょうだいはすべてオープン以上で勝利を挙げており、かなり成績のいい血統です。

中内田厩舎でバローズという組み合わせですから、2歳から十分活躍の余地はあるでしょうし、この時期にデビューしたのは大きいかなと。

ただ、全体的に骨のあるメンバーが揃いまして、中々厳しそう。

最注目はディープインパクト産駒オールタイムハイ。

他にも近親にカンパニーがいるヒドゥンヒルズ、祖母がデアリングハート――つまり、近親にデアリングタクトがいるデルマローレライなど、血統面でも注目のある馬がいます。

勝ってほしいとは思いますが、どうでしょうか…。

それに加えて前日の大雨で馬場状態も心配されていましたが、朝から天気も良くレースまでには稍重まで回復していました。馬場は大丈夫そうです。

 

で、ほぼこのスパイダーバローズを見たいがために現地に行きました。

 

いや、一体何の心配をしているんだ。

先月現地で馬っけを見せてくれたべヴィアーモのことが脳裏をよぎりましたが、そんなこともなく少し尻尾を振り回しながらの周回なので一安心。

代わりにナニハサテオキがナニをさて起きさせてました。

 

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序盤は後方からの展開…というか、めっちゃゲート出遅れてるやん。

後ろからついていく流れになりますが、前半の1000mが64秒というかなりのスローの展開。

出遅れていますし、ちょっと厳しいかな…と思っていましたが、なんだかんだみるみる順位を上げて直線に入るとうまく3番手につき、追い込みをかけるも届かずそのまま3着。

というか、外から一気に伸びてきたドグマがそのまま前にいたヒトゥンヒルズをも差して1着。

…えっと、きみキタサンブラック産駒だよね????

 

兄たちはすべて新馬勝ちしていましたから、その記録はここで途絶えることになりましたが、やはり出遅れが響きました。

それでも、まだまだ緩さも残る中3着に入ったのは評価できるでしょう。

そもそもがハーツクライ産駒ですし、デビューから毎回強い競馬をするほうが珍しいでしょうから…。

展開的にもあまり恵まれませんでしたが、勝ち上がりは十分見込めそうです。

そもそも勝ち馬がおかしいんや…。

 

ところで、オールタイムハイは馬体もいいと感じたのですが、全然だめでしたね。

ダートなら活躍する感じでしょうかね…。

 

 

 

 

☆ 3歳馬

マンインザミラー 14日(土) 小倉12R 3歳以上1勝クラス(芝1800m)

前回ダートで未勝利勝ち上がりを見せてから放牧に出されて復帰戦となりました。

メンバーを見たうえでダートか芝を選択したと思うのですが、そこそこ骨のあるメンバー。

ですが、案外いい勝負が出来そうな気はしました。

不良馬場じゃなければな。

 

そう、既に何度も触れていますが土曜の小倉は前線停滞による大雨で馬場状態は最悪。

雨は強く、ダートも目に見えて状態が悪いほど。

はっきり言って、レースをやる状況ではない。

確かに母シルヴァースカヤなのでロベルト系の血を持っているとはいえ、レース結果をどうこう言うより、無事に完走してほしい。

出来れば全頭が無事完走してくれれば。

 

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条件が厳しいところもありましたが、なんとか完走してくれました。

無理をさせなかったのもあるでしょうが、特に伸びたわけでもなく走り自体もちょっと微妙だったかなあと。

まあ、良馬場で見てみたいところでしょうか。

 

マンインザミラーは完走してくれましたが、全頭が無事に感想することはかないませんでした。

どうせ雨で家も出れないしということで、レースを中継で見ていたのですが、直線で転倒するナムラメーテルの姿を見ました。

倒れて横たわって動かない、という実況ではそれだけでしか触れられていませんでした、現地の映像などから立ち上がって、馬運車には自分で乗り込むことが出来たことは確認できましたが、結果的には左手根骨複雑骨折で予後不良

 

現地に行ったついでにせめてお祈りをということで、馬頭観音に手を合わせてきました。

ゆっくり休んでほしいです…。

 

ロシアンサモワール 15日(日) 札幌10R 1勝クラス・石狩特別(芝1800m)

もちの木賞から早9か月、久しぶりの復帰戦です。

ダート馬だし、もう少し早く復帰すると踏んでいたのですがちょっと誤算でした。

そして今回はダートではなく芝。

ええっ、芝…?

 

とは言っても、洋芝ということでアメリカンファラオ産駒ですから案外どうにかなるのかもしれません。

そしてこの日好調の横山武騎手ですし、2勝目と行きたいところです。

 

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スタートから中団につけていくという展開。

ペース的にも何とかついていく感じで悪くはないかなと思っていましたが、直線に入ったところで突然ペースが落ちました。

すぐにスピードは戻したのですが上がったペースについていけず最後尾でゴールイン。

惨敗に終わりました。

 

しかし、直線で突然スピードが落ちたのですが、映像を見返してみるとどうやら手綱を引いた様子。

確かに前と距離が詰まっていたこともありますが、どうしてここで手綱を引いてしまったんだろう…。

ただ、それがなくても勝ち負けどころか掲示板も怪しかったでしょうし、純粋に条件的に合わなかったのかなと。

やはりダートで走ってみてほしい馬です。

 

 

  

☆4歳馬

なし

 

 

 POG順位 

21-22シーズン

先週から変わらず1位。

なんだかんだポイント加算できました。

 

 

20-21シーズン

先週と変わらず1位。

 ただ、こちらはポイント加算ならず。

 

今後の展望   
  • ヴァラダムドラー

現在NFしがらきに放牧に出されていますが、次走は10月2日の中京2000mを視野に入れているそう。

確かに小倉より直線も長くて条件的には合いそうですし、勝ち上がりの期待を持ちたいところです。

 

新潟2歳ステークスに向けて追切をしていますが順調そう。

メンバーは強そうですが、新馬戦の3着馬リアグラシアも勝ち上がってレベルの高さが伺えられますし、ここも勝ちたいところでしょうか。

 

 

先週新馬戦で5着でしたが、様子を見たうえで続戦になりそうです。

とりあえず早ければ来週の札幌芝1500あたりが視野に入っているようです。

もちろん回復次第でしょうけど、レース前から体力を消費気味でしたし、レースを覚えてくれれば十分勝てそうな気はします。

 

 

まだ入厩とはいきませんが、課題だった馬体重も426キロと調教を重ねながらも増えているようで順調そうです。

ラッキーライラックの全妹という血統ですし、満を持してのデビューとなるでしょうから、気長に待つとしましょう。

 

  • ヴァ―ンフリート

少し気になる様子でしたが、どうやら腸骨に骨膜が出来ているようでその炎症などがあるようです

とりあえず札幌は回避で、休ませて今年中に復帰を目標とするようで一安心です。

ただ、兄もこの時期の故障でデビューできずということで、この血統は夏にあまり強くないのか、体質面に不安があるのかなあと…。

 

  • アライバル

こちらは新潟2歳ステークスに向けて帰厩済み。

追切をしていますが、トモがペタペタしているとの印象らしく。

まあ、ハービンジャー産駒だしなあ…とは思いますが。

 

  • ロン

次走は野路菊ステークスとなりました。

なるほど、ここで中京を試すことで後々に生かしていく感じになりそう。

ただ、どうやらデビューを鮮烈に勝ったフィデルも出走予定とのことで、手ごわい相手と当たることになりそうです。

 

 

  • タイトルホルダー

秋のクラシックに向けて鞍上問題はどうなるかと思っていたのですが、どうやらセントライト記念菊花賞は横山武騎手で向かう様子。

お手馬だったエフフォーリアは秋の天皇賞と中距離路線に行くことで、弥生賞でコンビを組んで勝ったコンビで菊花賞へ向かうことになったようです。

帰厩していますし、無事に乗り込んでくれればと思います。

 

こちらも正式にセントライト記念に向かうことに。

問題は鞍上ですが、本番を見据えてどの騎手を確保できるかになりますが果たして…。

 

  • ソダシ

来週の札幌記念に登録されています。

メンバーを見ると、スーパーG2とG1に最も近いG2レースといわれているだけあって、有力馬が海外遠征で抜けているG1レースぐらいのメンバー。

G1勝利馬がソダシ含めて4頭というくらいですから、はっきり言って斤量で有利とはいえメンバーからすると精々勝ち負けできれば御の字じゃないかと思います。

流石に今のラヴズオンリーユーに勝てるとは思えません…。

このレースは間違いなく秋華賞以降の路線を決めるという意味で重要なレースですし、オークス後の放牧での成長も含めていいところを見せてほしいところです。

 

  • ダディーズビビッド

次走は月末の新潟、朱雀ステークスを想定しているようです。

そして鞍上は橘ステークスで鮮烈な勝利を挙げてから2戦ぶりとなる竹之下騎手。

ここできっちり勝ってほしいところです。

 

 

次走は札幌スポニチ省となりました。

最終週の札幌ですが、フランケル産駒らしい洋芝適性の高さを見せてくれれば十分勝てそうな気がします。

そしてもしこれで勝てば札幌スポニチ相は指名馬が2年連続で制覇することになります。去年ファーストフォリオが勝ったからね。

 

 

  • モンファボリ

来週の手稲山特別に登録されています。

そう、札幌記念の後のレースです。

須貝厩舎ですし、吉田隼人騎手が騎乗する気がしますがどうでしょうか…。

 

 

 

来週の石狩特別に登録されています。

…芝1800m?

2戦ともダートでしたからダートと思っていたのですが、意外な選択。

もしかすると、特別レース以外でも候補の条件があって、候補の一つがこのレースなのかもしれませんが。

それにしても、アメリカンファラオ産駒なのでまあ洋芝でもチャンスはありそうな気はしますが、芝かあ…。

 

 

  • シルヴェリオ

NF早来にいますが、鳴らし程度で動き始めているようです。

夏は休ませるという形でしたし、今夏は北海道も暑いですから、無理しないでやってほしいところです。

 

  • ラヴユーライヴ

どうやら帰厩しています。

近いうちに走りそうですが、このタイミングですから札幌あたりの最終週あたりで走るのかもしれません。

 

 

  • バトーデュシエル

先週のレースでは惜しくも2着でしたが、放牧に出されていないので続戦しそうな感じ。

しっかり走ってくれれば勝てる実力はありますし、期待したいところです。

 

 

一口出資馬の話

2歳組は3頭ともいい意味で変わりなし。

3歳組もいうほど動きはなさそう。

…と思っていたらラウディが帰厩していました。

素振りなんてなんもなかったのに…。