鼠の気ままに馬ライフ

POGや一口馬主など、競馬にまつわる話をしていきます。

POG2021-22 今週の様子(6月1週目)

どうも、やよいです。

 

ダービーも終わり、今週からは新馬戦がスタートします。

ダービーから始まり、ダービーで終える…競馬の1年が再び始まりました。

 

1年後、3歳王者を争う18頭は、どのようなメンバーになっているのか。今から楽しみでもあります。

 

さて、新馬戦ということはPOGのシーズンスタートということでもあります。

先日ドラフト指名馬紹介記事を投稿しましたが、新シーズンはこの10頭プラスαで戦っていくことになりました。

 

nezuminopog.hatenablog.jp

 

また、一般的なPOGはダービーで終わりましたが、私の参加している”ニコ鉄POG”のシーズンは今年の年末まで。

3歳の戦いは菊の舞台を越え、有馬記念まで続いていきますからこちらも注目していきたいところです。

 

 

それでは、今週のレースを振り返りたいと思います。

 

 

 応援時の個人的ルール確認

 私の指名馬が出走する際は、応援馬券を購入することにしています。

 

応援馬券とは

1頭の単勝式・複勝式の馬券を、セットで同額購入できる馬券。 -JRA 競馬用語辞典よりjra.jp

 

今週のレース  

…を行く前に一つお知らせです。

20-21シーズンが終わっていない関係上、年末までは2歳馬と3歳馬が入り交ざる状況となっています。

…それなら、シーズンが終わった現4歳馬のレースをこの項目で触れてもいいんじゃない?というところ。

これまでは今週の展望で触れていましたが、そこで長々レースについて語るのもなあ、と以前から感じていましたのでどうせ触れるなら…と。

ですので、2歳馬・3歳馬・4歳馬でそれぞれ小項目を付けて紹介していこうかと思います。

POG指名馬のレース出走振り返り以外は今週の展望で語ります。

それと、一口出資馬も紹介していますが、こちらは指名馬の出走情報とは別になりますからこれまで通り一口出資馬の話で触れていこうかと思います。

 

というわけで、前置きが長くなりましたがさっそく参りましょう。

 

 

 ☆2歳馬

コンクパール 5日(土) 東京5R 新馬戦(芝1600m) 

 

開幕週の府中開催、ここの勝ち馬はクラシックでも活躍しているといジンクスがここ数年続いています。

昨年はサトノレイナス、一昨年はサリオス、その前はグランアレグリア…どの馬もクラシックで実績を残しているだけに注目のレースとなっています。

で、ドラフトが新馬戦前夜だったのですが、そちらに出走する指名馬の初陣を飾るのがコンクパール。

〇外のアメリカンファラオ産駒ですが、早期デビューどころか府中の開幕週新馬戦とは。

このレース、やはり最注目はPOGサイトではどこも大人気の注目馬、コマンドライン

期待値も高いうえに、調教の時計もよく勝ち上がりが一番最有力視されています。

そんな相手に牝馬のコンクパールがぶつかるメリットがあるのかといわれると少々疑問が付くところなのですが、恐らくそれだけ自身があるのかな、と。

ただ、アメリカンファラオ産駒は本場アメリカこそ芝馬のほうが多いようなのですが、日本では普通にダートで走るほうが多いですし、芝デビューとなると昨年衝撃デビューを飾った(いい意味でも悪い意味でも)リフレイムがいるくらい。

血統的にはダート寄りだと思いますが、ここで好走すれば芝で走るかな?と予想は出来ます。

 

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レース序盤から先頭に立ち引っ張っていく形となりました。

ここはお手並み拝見といったところか…、というより普通に早くない?という走り。

直線に入るまでには「これはもしかしてもしかすると?」と少し色めきだしていました。

とはいえここで沈めばどうしようもありませんから、直線の走りが重要だよな、と思っていましたが中々の粘り。

しかし、相手は直線の末脚が鋭いディープ産駒。

じわじわ伸びて一気にまくって差し切りゴールイン。

勝ったのはやはりコマンドラインでした。

しかし、直線でも全く勢いを衰えることはなくコンクパールは2着でした。

 

確かに負けは負けなのですが、新馬戦であることと血統面で芝がどれだけ行けるのか不透明だったことを踏まえるとかなり上出来なデビューだったんじゃないかなと思います。

負けて強し、というレールだったといえそう。

間違いなくダートは普通に走れるでしょうし、芝でも上のレベルで通用しそうだなと感じています。

次のレースでは勝ち上がってくれるかな?と期待しています。

 

…因みに勝ったコマンドラインを指名したのは鬼神さん。2着が自分の馬。

なんだか2年前の新馬戦で同じような結果だった気がするような…。

 

クレイドル 6日(日) 東京5R 牝馬限定新馬(芝1600m)

日曜日の東京は2つの新馬戦が開催されています。

そのうち一つは牝馬限定の新馬戦。

1年前のこのレースの勝ち馬がまさにサトノレイナスでした。

 

そのレースにクレイドルが出走しました。

先ほどのコンクパールは出走レースを理解したうえで指名しましたが、クレイドルはデビューするレースは関係なく指名しようとしていたのでむしろ開幕週にデビューかあ、という感じ。

東京マイルはクロフネ牝馬ということも考えれば非常に相性はいいでしょうし、半兄は前週ダービーで3着だったステラヴェローチェ。

道悪適性のある馬結構好きなんですけどまさにそれが顕著に出たサウジアラビアロイヤルカップを勝つなど、兄マイルでも結果を出していますし相性は良さそう。

ただ、このレースには注目馬が多数出走。

オークス3着だったアドマイヤミヤビの全妹レディナビゲーター、ローズステークス勝ち馬リアアメリアの妹リアグラシアが特に注目候補でしょうか。

どちらもPOGで指名されており、どの馬が勝つか!?というレースとなりました。

 

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序盤から中団につけて走るという展開。

直線に入ると一気に追い上げて先頭争いに入っていきます。

その後ろからはレディナビゲーターとリアグラシアの2頭も追い上げる展開。

残り200を切り、後ろからの猛追もわずかにかわしつつ1着ゴールイン。

新馬戦勝利となりました。

 

このメンバーでなんだかんだ勝つのはやはりクロフネ牝馬、強いなと。

しかし、残り200で4着コムストックロードが鞭をかなり使っているのに対して全然使わないな、と思っていたのですが後から見ると鞭、落としていました。

ダービー連覇したジョッキーでも鞭を落とすんだからしゃーない、としても鞭を使えない状況下でも差し切らせなかったあたり勝負根性はかなりありそう。

クロフネのラストクロップとして、2年連続桜花賞馬の父にするぐらいの活躍は期待してもいいかもしれません。

ただ、正直それ以上にやべえな、と思ったのがレディナビゲーター。

スタート、普通に出遅れているんですよね。

そこから普通に立て直した上に、直線では一気に伸びて惜しくも及ばず2着。

これ、出遅れてなかったら勝っていたのはこちらだろう、と思える走りでした。

クレイドルはクロフネ牝馬ですしオークスはどうだろうなあと思う反面、レディナビゲーターはハーツクライ産駒。

これは姉アドマイヤミヤビの忘れ物を取りに行ける存在になりそうだなあ…。

 

 

 

☆ 3歳馬

メリオダス 6日 東京3R 3歳未勝利戦(ダート1600m)

前走は勝ち馬から1秒差という着差をつけられたものの、2着と好走。

同じ条件で勝ち上がりを目指します。

鞍上は引き続き横山武史騎手ですし、いい走りは十分期待できるメンバー。

一つ気になるのは、凡走と好走を交互に繰り返していることくらいでしょうか。

 

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序盤からいい位置につけて好勝負は期待できそう。

そう思っていたのですが、気づいた時にはどこ行ったのかな?という状況。

結局7着に沈んでいました。

いやいや、前回好走したからって凡走しなくてもいいんすよ…。

なんというか、序盤はよかっただけにもったいないというかなんというか、という走りでした。

ちなみに勝ったエコロファルコンは鞍江田照男。しかも1番人気って穴馬ちゃうんかい。

そして2着のディープアゲインですが、これまでの戦績を見たら2戦目の勝ち馬に覚えが…そうかロックオンエイムの勝ったレースに出てたんか…。

そんなほかの要素に目をつける程度に考えることも起きない結果でした。

まあ、次は好走する番のはずだから…。

 

ノックオンウッド 6日(日) 東京8R 3歳以上1勝クラス(芝1400m)

前走クローバー賞の後骨折で離脱し、療養していましたが、とうとう9か月ぶりの復帰戦。

久しぶりということもあって距離は短縮して挑むことになりました。

ただ、レースまでの調教を見るとまだまだ良化途中というか、仕上がりきってない印象もありましたから、馬券内はおろか好走するかも不透明。

単なる休養ではなく骨折明けですし、まずは無事に走り切ってくれることが大事でしょうし、楽な気持ちで見届けたいところです。

 

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 序盤はレース前の想像を上回る前目の位置を取り、レース運びとしては上々。

ただ、外目を走らされるのはやはり苦しかったのか、直線に入ると伸び切らず、8着入線。

復帰初戦は8着という結果でしたが、骨折明けですしバテたのは仕方ないところでしょう。

むしろ、序盤の位置取りを考えれば次戦に向けて整えてくれれば十分この条件でも戦えそうです。

ひとまず走り切ってくれたことで安心しています。

 

☆4歳馬

シルヴェリオ 6日 中京11R 3賞クラス高山ステークス(芝2000m)

前走弥彦ステークスは3着と好走し、前日にはその勝ち馬ユニコーンライオンが鳴尾記念を制覇。

勝ち馬が強かったことは間違いないですが、前回の走りのままここで今度こそオープン入りを狙いたいところです。

ちなみにこれまでの3勝はすべて京都ですから、そろそろ京都以外で勝ち星が欲しいところ。

 

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序盤から後ろにつける走り。うーん?

正直捲っていく走りは合わなそうなんだけどな…?

と思っていたらやっぱり駄目でした、8着。

 

そもそもシルヴェリオ、基本的に先行する走りで勝っているわけで、差し馬とは思えないんですよね。

前回も差し切れず3着でしたし、正直鮫島騎手は前回のリベンジをしたかったのは理解できますが、それでこのザマはちょっとな…。

あと、やっぱり中京の坂もあってなさそう。多分京都みたいなコースか、平坦なコースがいいんだろうか。

そう考えると、夏の福島や小倉などのローカルをめぐっていくほうが勝ち上がれそうな気がします。

 

…と思っていたのですが、どうやらレース時に右前脚の落鉄があったようです。

おいおいダビスタ最新作かよ。数レースに一回のペースで落鉄しまくるからプレイ投げたんだけどあれ。

そして夏の暑さが苦手なので秋まで放牧するらしいです。

…これ、下手すりゃ今年中にオープン入りできないパティーンじゃ…?

 

 

 

 POG順位 

21-22シーズン

開幕1位発進。

2頭出走して1着と2着だからまあそうなるわね。

開幕直後は全員の指名馬がデビューするまでは何とも言えないのでゆっくり眺める感じでしょうか。

20-21シーズン

先週と変わらず1位。

ぶっちゃけ秋まで順位ひっくり返ることはなさそう。

ただ、じわじわ差が縮まっていくとは思います。

まあ今週全体で1頭が掲示板で賞金加算した以外全部掲示板外で爆散してたけど。

シャフリヤールが勝ったのでポイント差が一気に縮まりました。

 

今後の展望   
  • ディーンズリスター

ドラフト指名馬紹介の記事でも触れていた通り先月下旬に右飛節が腫れたためウォーキングマシーンで様子見をしています。現在はトレッドミルとのこと。

もともとデビューは遅そうな印象でしたし、トレッドミルに移っていることから軽い頓挫くらいのイメージですから、そこまで不安視するほどではないかもしれません。

ちなみに去年の無敗の三冠馬は4月に球節を痛めて乗り込めない時期もあったことを踏まえると、それよりは何とかなってる感じ。

 

  • スパイダーバローズ

2位指名は早期デビューしそうだからだったのですが、登録はされどもまだ移動していない様子。

まあ、全兄も10月デビューでしたし、弟もそれぐらいのデビューになるのかもしれません。

 

  • ヴァラダムドラー

デビューは7月17日(土)の小倉牝馬限定1800mとなる予定です。

京都競馬場改修工事に加えて東京オリンピックの関係で開催スケジュールがイレギュラーになっていることもありますが、小倉でデビューするのかあ…でもこの日仕事の日だった気がするような…仕事じゃなければ見に行きたい…。

先月の時点で547キロとかなり大きいですから、本番までどれだけ絞れるかも気になるところです。

 

  • グットディール

来週の札幌1200mでデビュー予定です。

地方ではお先にビッグアーサー産駒が勝利を挙げていますし、中央での初勝利を届けたいところです。

1週前の追切の調子も悪くなさそうですし、短距離で一気に驀進してほしいところです。

ほら、勝てばきっとウマ娘ファンが「委員長の孫が強い」って言うでしょ…?

 

  • モンゴリアンキング

同じ父Kingman産駒シュネルマイスターが安田記念3着という結果。

斤量で有利とはいえ、古馬相手に善戦したこともありますし、こちらにも期待がかかりそう。

…ところで、今放牧中なんですか?

情報が少ないだけに、近況がとても気になります。

 

  • ベヴィアーモ

指名馬紹介記事でもふれたとおり7月4日の小倉1200mでデビュー予定です。

育成牧場の期待度のわりにデビューの距離短くない?と思いますが、思えば3冠馬ナリタブライアンもデビューは1200mでしたし、そのパターンを期待したいところ。

まあ、勝ち上がってしまえばどうだってなるんです。

 

クラブ馬なのですが、特に近況は聞かないので多分デビューはまだ先でしょう。

とりあえず、体重は3月時点で410キロ弱ということでしたので、しっかり成長してくれればいいかなと。

 

札幌デビューをさせたいと言っていたことからそろそろ入厩しそうですが、現状まだ所属厩舎もわかっていません。

とりあえず栗東になりそうなことだけはわかっていますが…。

個人的には、クラシックを目指す馬ではないだろうとは思っているので別に遅めでもかまわないのですが…。

 

 

  • タイトルホルダー

ダービー後放牧に出されています。

間違いなく秋の菊花賞を目指すでしょうし、姉が5着だったなら弟は1着を狙える馬だと思いますから、しっかり休んで成長してほしいところです。

 

ダービー後こちらも放牧に出されています。

さて、秋はまあ菊花賞よりは秋華賞でしょうし、牡馬相手に外枠から5着につけた実績は間違いなくありますから、本番前に1戦挟んで(欲を言えばそこで勝って)本番に挑んでほしいところです。

 

なんか、ずーっと在厩してませんかね?

府中でなくともいいので、どこかしらで使ってほしい感はあるのですが…。

いや、クレイドルが勝ったんだし府中のマイルで見たいのが本音なんですけども。

 

こちらもダービー後放牧に出されています。

血統的に菊花賞行くのかな、はっきりわかりませんが、しっかり成長してほしいところです。

 

  • ダディーズビビッド

前走葵ステークス大敗の後放牧に出されています。

まあ、あのレースを見たら立て直しは必至ですし、これからどうするか、というところからの話になりそうです。

 

  • モンファボリ

既に函館に移動し、6月20日の札幌1200mに出走の予定とのこと。

洋芝は合うでしょうし、逃げてくれれば普通に勝ち負けできる力はあると思いますから、期待したいところです。

ちなみに前走の勝ち馬レイハリアは葵ステークスを勝ちましたね。

…ん?ちょっと待てよ…?

 

 

すでに函館に移動しています。

しらかばステークスの見込みですが、得意な札幌でオープン入りを狙いたいところです。

 

  • サトノフラッグ

来週のエプソムカップに登録されています。

メンバーはというと、アドマイヤビルゴやアルジャンナなど、同期もいますがヴェロックスがいます。

おいおいまじかよ…。

デビューしてから一番距離が短いレースですが、果たしてどう出るのでしょうか。

妹がダービー5着でしたし、兄も奮起してほしいところです。

 

 

一口出資馬の話

2歳馬組はまだまだ脱北も先そう。

3歳馬、今週はラウディが出走しました。

初の中京ですが、団野騎手も継続で勝ち上がりに期待がかかったのですが…。

序盤から位置取りが後ろであまりよくなく、上り最速の時計で追い上げるものの、クビ差で4着と馬券内を逃す結果となってしまいました。

ちなみに2着テイエムグレイトの鞍上は竹之下騎手。竹之下銀行営業してた。

今回は十分勝てたかもしれない結果なだけに、非常に悔しいところです。

レース後、笹田師がとうとう距離延長について言及したということで、次は条件代わりになりそう。

坂を苦にするわけでもなさそうなので、距離を伸ばして次こそ勝ち上がりと行きたいところです。

ロックオンエイムは北海道に移動しました。そして来週の十勝岳特別に登録しています。

メンバー的には十分勝ち負けできそうな感じですし、2勝目と行きたいところ。

ちなみに他の人のPOG指名馬、パイネも出走予定。

ワグネリアンの妹ですが、いまだ未勝利のパイネ。格上に挑戦しながら頑張っていたんですね。

いやでも負けられない…。

 

 

 

おまけ

上のモンファボリのところでも触れたのですが、ふと思ったことがありまして。

もしかして、3週連続でいずれかの重賞で好走した馬の前走で指名馬と対戦して勝っているのではないかということ。

オークスで3着だったハギノピリナは前走矢車賞で指名馬マジカルステージと対戦。

葵ステークスを勝ったレイハリアは前走雪うさぎ賞で指名馬モンファボリと対戦。

鳴尾記念を勝ったユニコーンライオンは前走弥彦ステークスで指名馬シルヴェリオと対戦。

いずれも指名馬が負けているのですが、ここまで続くと来週も何か起こるのでは、と思ったりもします。

でも、こういうジンクスは気づくと途切れるんですよね…。

 

因みに来週の重賞だと函館スプリントステークスに出走するセンショウユウトが前走アクアマリンステークスで指名馬ファーストフォリオと対戦しています。

確かあのレースは不良馬場でしたが、その中で1頭だけ群を抜いた上り時計でしたし、初の重賞挑戦とはいえ好勝負は確かにできるかもしれません。

さて、来週どのような結果になるでしょうか。